氷見市議会 2017-09-08
平成29年 9月定例会−09月08日-03号
平成29年 9月定例会−09月08日-03号平成29年 9月定例会
平成29年 9 月
氷見市議会定例会会議録(第3号)
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平成29年9月8日(金曜日)
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議 事 日 程 (第3号)
第1 市政一般に対する質問並びに議案第52号から議案第61号まで、平成29年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)ほか9件及び報告第13号から報告第15号まで、
地方自治法第180条による専決処分についてほか2件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成28年度氷見市一般会計、
特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件(一般質問、議案質疑、
委員会付託)
第2
決算特別委員会の設置の件(
委員会付託)
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本日の会議に付した事件
日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第52号から議案第61号まで、平成29年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)ほか9件及び報告第13号から報告第15号まで、
地方自治法第180条による専決処分についてほか2件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成28年度氷見市一般会計、
特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件(一般質問、議案質疑、
委員会付託)
日程第2
決算特別委員会の設置の件(
委員会付託)
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出席議員及び欠席議員の氏名
出席議員(17人)
1番 稲 積 佐 門 君 2番 越 田 喜一郎 君
3番 濱 井 達 君 4番 萬 谷 大 作 君
5番 正 保 哲 也 君 6番 竹 岸 秀 晃 君
7番 松 原 博 之 君 8番 上坊寺 勇 人 君
9番 山 本 克 己 君 10番 小清水 勝 則 君
11番 阿字野 忠 吉 君 12番 積 良 岳 君
13番 萩 山 峰 人 君 14番 荻 野 信 悟 君
15番 谷 口 貞 夫 君 16番 嶋 田 茂 君
17番 椿 原 俊 夫 君
欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長 坂 本 博 之 次長 新 井 和 浩
副主幹 西 島 秀 元 主査 横 田 慎 一
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
市長 林 正 之 君 副市長 前 辻 秋 男 君
市長政策・
都市経営戦略部長 まちづくり推進部長
藤 澤 一 興 君 山 口 優 君
総務部長 高 橋 正 明 君 市民部長 草 山 利 彦 君
建設農林水産部長 防災・
危機管理監
表 良 広 君 荻 野 直 樹 君
会計管理者 澤 永貢子 君 財務課長 京 田 武 彦 君
教育委員会
教育長 山 本 晶 君 教育次長 荒 井 市 郎 君
監査委員
代表監査委員國 本 嘉 隆 君 事務局長 山 口 和 義 君
消防機関
消防長 川 崎 保 広 君
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午前10時00分 開会
○議長(嶋田茂君) これより本日の会議を開きます。
議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△市政一般に対する質問並びに議案第52号から議案第61号まで及び報告第13号から報告第15号まで並びに認定第1号から認定第3号まで
○議長(嶋田茂君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第52号から議案第61号まで、平成29年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)ほか9件及び報告第13号から報告第15号まで、
地方自治法第180条による専決処分についてほか2件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成28年度氷見市一般会計、
特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件を一括議題といたします。
△市政一般に対する質問(続き)
○議長(嶋田茂君) 市政一般に対する質問を継続いたします。
通告がありますので、順次発言を許します。
1番 稲積佐門君。
〔1番 稲積佐門君 登壇〕
◆1番(稲積佐門君) 皆さん、おはようございます。
自民同志会の稲積です。
9月定例会2日目の朝一番の質問者として、爽やかに質問させていただきたいと思います。
林市政となり、早いもので半年近くたちました。とまった歯車を再び回すかのごとく、まさにこの半年で氷見市を取り巻く環境は、行政改革の推進でスピード感を持っていい方向へと動いていっていることを肌でひしひしと感じております。
人口減少、
少子高齢化など全国の
地方自治体における共通の問題、行政課題は山積しております。この山積している課題を解決して着実に解消していくことで強みに変え、全国の
地方自治体が力をつけていくことで日本全体が強固なものになっていくことが地方創生の1つであると私は思います。これは決して個々別々に好き勝手やっていてもうまくいくものではないと思います。
氷見市においてもそれは変わりません。市民の代表となるリーダーが市民の求めている氷見市の
未来ビジョンをしっかりと描き、その目標へ向かって心を一つにして進んでいくことが大事だと思います。
先日、氷見市においても「RUN伴2017」が行われました。RUN伴は、認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、1つのたすきをつなぎゴールを目指すイベントで、「認知症の人と一緒に、誰もが暮らしやすい地域を創る」をコンセプトに、2011年から毎年開催されている全国的なイベントです。
私は今回、同僚の萬谷議員とともに参加してきました。参加者、関係者が同じ
オレンジ色のTシャツを着て、いきいき元気館をスタートし、まちなかを通ってゴールの番屋街を目指しました。
途中からではありますが、林市長も
オレンジ色のTシャツに爽やかな水色の短パン姿で合流し、ともにゴールまでの道のりを歩きました。
その番屋街で見た参加者、関係者、さらには応援に駆けつけていた一般の方々、老若男女問わずに喜び合い、声をかけ合い、ゴールをたたえ合う姿に、これから市民全員でつくり上げていかなければならない「オール氷見」という未来への明るい希望と勇気を感じました。
これからの氷見市のために、是々非々の姿勢で、そして当局には前向きな答弁をお願いし、質問に入らせていただきます。
まず初めに、
地域内消費拡大についてお聞きします。
平成27年12月から、
氷見商工会議所が域内消費を推進するための「買活!ひみ6億円
プロジェクト」に取り組んでおり、その成果もあらわれてきていると伺っています。
林市長のマニフェストの中の「働きたい街」において、地場産業の育成とし、「
地域内消費をプラス6億円から10億円に」と掲げており、
地域内消費を拡大するには、まず市の顔でもある市役所内でも地元の企業に全ての事業を対象に仕事を優先することも大事ではないかと考えます。
さきの選挙においても市民の関心は高く、例えば市の広報が県外業者での印刷という事実には、市民から落胆の声が上がっていました。
庁舎内における直近の現状について
高橋総務部長にお聞きします。
また、行政として庁舎内での現状を踏まえ、
域内消費拡大に向けどのような取り組みを進めていくのかをあわせて
高橋総務部長にお聞きします。
次に、
まちづくりバンクと
IJU応援センターについてお聞きします。
IJU応援センターは、
IJターン者年間35人の増加を目標に、氷見に来てもらうための
きっかけづくりや移住支援、そして定着支援までを一貫してサポートする拠点であります。昨年度は11月からのオープンということもあり、年度途中からの目標ではありますが、10人の移住が達成されたとのことでした。
氷見市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の中の基本目標2「新しいひとの流れをつくる」において、氷見市
人口ビジョンに基づき、人口の社会減の抑制を図るためにも市外、県外の若者等の流入を促し、そもそも定着支援を図ることがこのセンターの趣旨であり役割であると思います。
今年度もぜひとも当初の
予定目標数値である35人を、さらにはそれ以上の成果を上げていただきたいと思いますが、現在の進捗状況について
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお聞きします。
先日、
フェイスブックの氷見市
地域おこし協力隊のページで、ヒミヒラク
プロジェクトをスタートしたというのを紹介していました。これは中央町商店街にある空き店舗を自分たちの手でリノベーションして、
コミュニティスペースづくり、それを通じて地域ににぎわいを生み出すことを目的とした実践的、実験的な
プロジェクトだそうです。その内容を見ていますと、本来
まちづくりバンクでやろうとしていた事業内容ではないかと感じさせられました。
そこで、今設置されている
まちづくりバンクのあり方というものを再度検討していかなければならない
タイミングではないかと考えますが、
まちづくりバンクの今後について、あわせて
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお聞きします。
次に、
地域おこし協力隊についてお聞きします。
前回の6月定例会において積良議員の質問にもありましたが、1期生が今年で3年目を迎え、その任期を終えようとしています。うれしいことに5名全員が起業し、氷見に定住していただけるとのことです。
最終年度いうことで1期生にばかり目が行きがちですが、2期生もいることを忘れてはなりません。各隊員が氷見市のために活動してくれているにもかかわらず、広く市民にはその活動内容が伝わっていないのではないかと感じます。
市民が把握する以前に、行政としてしっかり隊員たちの現状などを把握し、サポートする体制がとれているのかどうか、市民の皆さんの目に一番とまりやすいであろう氷見市の
ホームページの中の
地域おこし協力隊についてのページの最終更新がもう1年前になっているというところを見ても少し残念に思いますが、現状の隊員たちの活動状況など、
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお聞きします。
次に、先般会派で対馬市へ
島おこし協働隊の行政視察へ行ってきて得たことは、対馬市も氷見市と同様で、歯どめのかからない人口減少や
少子高齢化により、雇用、教育、医療、福祉、交通機会の損失など数多くの問題が顕在化しており、地域の維持、再生を担う人材の育成確保が喫緊の課題となっています。
行政だけではこれらの問題解決は困難であり、市民や地域企業と行政が一体となって取り組み、市民目線の施策が必要であることから、
対馬市島おこし協働隊員の募集を平成23年から開始されたそうです。
説明を聞いたとき、基本的には
ミッションを明確に
した協働隊員を市職員とみなして、配属された担当課とともに協働作業で
ミッションを遂行するという考え方をしています。当然、毎月の活動状況の確認や報告等も行っています。関係団体や地域との連携においても、所属する担当課が窓口となり行っています。
対馬市の特徴としては、市の職員的な動きで週30時間は各担当課の職員として拘束されますが、残りの時間の活用は隊員たちの采配に任せ、自分たちの時間をつくり、仲間との交流をさせているところに、ある一定の時期に起業、独立の道があり、定住につながっていると思われます。
対馬市においての起業及び定住の状況は、1期生、2期生8名のうち6名が起業し、起業後の会社経営も順調なようであり、3期生は3名のうち2名が起業に向けて準備中であるそうです。
事業の開始に当たっての隊員の募集については、毎年8月ごろ各部局へ次年度の
受け入れ調査を行い、事業計画、協働隊の
活動ビジョン、活動に係る予算等の提出を依頼し、提出資料をもとに担当課からのヒアリングを実施し、市長、副市長の査定を経て、次
年度受け入れ隊員の人数、
配属部署等が決定され、12月に公募を開始するそうです。
氷見市の今までの隊員の募集の過程からはある程度協力隊の裁量に任せており、行政はチェックのみとの印象を受けますが、国からの補助による活動費も税金が使われているわけでありますので、地域、関係団体と協力隊員の間に市の担当課が入り、一緒に氷見市の
ミッションを遂行することが本来の姿ではないかと考えます。
今後の協力隊員の採用または必要性の検討については、対馬市のような方法がよりよい
地域おこしにつながると考えますが、
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長に見解をお聞きします。
次に、
潮風ギャラリーについてお聞きします。
市長の
提案理由説明でも触れられましたが、先般、氷見市
潮風ギャラリーが
一般社団法人アニメツーリズム協会が発表した「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定されました。
また、開館10周年という節目を迎え、10月から2カ月間にわたって開催する謎解きをしながらまちなかをめぐる
宝探しラリーをはじめ、講演会を含む記念式典など10周年記念事業も開催されます。
これから市外、県外はもとより、さらには国外からも注目され、また訪れていただきたいと思っています。
このチャンスを逃さぬようしっかりとした戦略を立て、チャンスをものにしていただきたいと強く思います。
この
潮風ギャラリーは昨年4月より民間企業が
指定管理者となっていますが、どのような成果が上がってきているのか、
山口まちづくり推進部長にお聞きします。
また、今年の記念すべき10周年という
タイミングを生かし、市内のイベントとの連携や、さらには呉西6市との連携についてもあわせてお聞きします。
最後に、
市内運動施設の整備等についてお聞きします。
まずは、
天狗林健康広場の
テニスコートの整備についてですが、昔から私も何度も使用させていただいております。また、小学生や中学生、氷見高校の部活動や広く市民の方々に使われておりますが、コートの状況としては、人工芝の一部がめくれ、下のアスファルトがむき出しとなっている箇所も見られ、けがをする危険性もないとは言い切れない現状です。しかし、補修は管理していただいている団体の方々が、来場者のためにとみずからの手でコートを継ぎはぎし、
テニスコートの運営が継続できるよう頑張っていると聞いております。
また、
テニスコートのみならず、
バーベキュー広場や芝生広場、わんぱく広場などもあり、これらの利用客もよく見られます。また、少し再整備を行えば使用できるような
ファミリーゴルフ場もあります。地域の方々が中心となって守り、来場者に喜んでもらえるように頑張っている、それをサポートしていくことが行政の役目ではないかと思います。
現場の声をしっかりと聞いているのか、今後の
天狗林健康広場をどのように運営していく計画なのか、
山口まちづくり推進部長にお聞きします。
次に、大浦の
氷見運動公園についてお聞きします。
今年3月に氷見市
スポーツ推進計画が策定され、具体的には野球場の改修、
テニスコートの改修、増設、
パークゴルフ場の増設が示され、6月定例会の中で答弁されていますが、その後の進捗状況をお聞かせください。
あわせて、相撲場から野球場へ向かう橋がありますが、それももちろん再整備計画の中に入ってくると思いますが、確認させていただきます。
また、特に
パークゴルフ場を利用されている市内外の方々は非常に多く、
高齢利用者の健康寿命を楽しみながら延ばしていると言っても過言ではありません。健康寿命の延伸は介護福祉などの軽減、人口減少の歯どめにも寄与されることを考えると、
パークゴルフ場の増設も必須であります。
また、現場の声としては、施設の営業日や利用料金など、さまざまな要望の声が聞こえてきますが、今後の
氷見運動公園の整備等について
山口まちづくり推進部長にお聞きして質問を終わります。
○議長(嶋田茂君) 初めに、
地域内消費拡大について答弁を求めます。
高橋総務部長。
〔総務部長 高橋正明君 登壇〕
◎総務部長(高橋正明君) おはようございます。
御質問のうち、まず庁舎内における現状について、平成27年度から平成29年、今年の8月末までの入札結果を申し上げたいと思います。
平成27年度の入札におきましては、工事に係るもの152件中139件、測量、
設計等業務委託に係るもの62件中36件、物品の購入、役務の提供に係るもの86件中30件、合わせまして300件中205件、率にして68%が市内業者の受注となっております。
平成28年度は、工事に係るもの164件中146件、測量、
設計等業務委託に係るものは73件中44件、物品購入、役務の提供に係るものが101件中31件、合わせまして338件中221件、率にして65%が市内業者の受注であります。
また、平成29年度は8月末の段階でございますが、工事に係るもの103件中95件、測量、
設計等業務委託に係るもの58件中48件、物品の購入、役務の提供に係るもの50件中7件、合わせまして211件中150件、こちらは率にして71%が市内業者の受注となっております。
これらの入札あるいは発注につきましては、地元での業者が受注可能なものは極力市内業者を中心に選考をいたしております。
しかしながら、医療機器でありますとか消防車両、除雪機械、また防災ラジオといったやや特殊なものの購入、それから特に
コンピューター関係、
ICT環境の整備でありますとか
情報系システムの構築や改修、こういったものの入札につきましては、市内業者だけでは、業者がいないかもしくは少ないなど、いわゆる競争性に欠けるため、やむなく市外業者を参入させているものがございます。
こうしたものを除きますと、市内業者への発注割合は、大体ここ3カ年見ておりますと7割から8割程度、平成29年度は今の段階では9割近くに上がってきております。
次に、今後の取り組みについてお答えをいたしたいと思います。
建設工事の入札につきましては、工事内容が特殊なものでない限り
入札参加資格を市内業者とする、そういった条件を付して
一般競争入札を中心に行ってまいります。電気工事などの
指名競争入札におきましても、近年、業者の選定基準といいますか、指名する業者の数を若干減らしまして、基本的には市内業者で施工可能なものは市内業者による、そういった
指名競争入札を行っております。今後もそういった形を続けていきたいと思います。
また、物品購入、役務の提供につきましても、競争性が保たれるもので、市内業者で調達できるものは、市内業者による
指名競争入札を行ってまいります。
今後とも市内業者の受注機会が確保されるよう、市が率先して
地域内消費の拡大を進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(嶋田茂君) 次に、
まちづくりバンクと
IJU応援センターについて及び
地域おこし協力隊について答弁を求めます。
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
〔市長政策・
都市経営戦略部長 藤澤一興君 登壇〕
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 初めに、氷見市
IJU応援センターは、他の市町村で生まれ育った若者等、いわゆる
IJターン者でありますが、そういった方々を氷見に呼び込むための拠点として設置したものであります。
今年度の事業の進捗状況でありますが、
IJターン者35人の目標値に対しまして、8月末で2組5名が本市に住所を移され、年度内にはさらに3組8名が移住される予定となっております。
このほか、移住に向けて現在22組40名の方から相談を受けておりまして、そのうち住まいの条件等が整えば移住される方が2組おられます。
これまで事業を進めてきた中で、移住を希望されている方は戸建ての空き家を希望されることが多いのですが、
空き家情報バンクの登録数が少なく、希望物件がなかなか見つからないということが課題となっております。
住まいの提供については、市内全域において
空き家調査を実施し、利活用が可能な空き家の発掘を図り、
空き家情報バンクの登録物件を増やすよう努めてまいります。
今後は、来月開催を予定しております
移住定住促進事業に係る
評価委員会において、昨年11月のオープンから1年を経過した結果を踏まえつつ、業務内容や組織形態など事業全体について検証を行うこととしておりまして、より効果の上がるものとしてまいります。
また、
まちづくりバンクにつきましては、7月から毎月第3日曜日に開催しております「うみのアパルトマルシェ」の企画を行うなど、商店街の方や地域住民の方々、
地域おこし協力隊の活動など、中心市街地の
にぎわいづくりを進めるための活動拠点となっております。
今後は、地域住民の皆様が中心となったイベントの企画、あるいは若者が空き店舗で起業するきっかけを創出する場などとして活用してまいります。
また、この施設は将来的には
まちづくりに意欲のある方に活用していただくことも検討してまいりたいと考えております。
次に、
地域おこし協力隊について申し上げます。
地域おこし協力隊は、氷見市においては現在12名が活動中でありまして、そのうち3年目の最終年度を迎えている1期生が5名、2年目となる2期生が7名となっております。
1期生5名につきましては、今のところ5名全員が市内での定住と起業の意向を示しておりまして、その準備を進めているところであります。
2期生の7名については来年最終年度を迎えることから、起業や就業等に向けての方向性をおのおの現在模索しているところであります。
市といたしまして、今年度から制度化いたしました
地域おこし協力隊起業支援事業補助金による支援のほか、起業のための研修の実施、他市の隊員とのネットワークの構築などを通しまして、隊員の起業への支援を行っているところであります。
なお、議員御指摘の
ホームページが1年前から更新されていないということがございましたら、大変申しわけないことでございまして、直ちに対応を指示いたしたいというふうに存じます。
また、今後の
地域おこし協力隊の活用意向についてでありますが、昨年度行いました
受け入れ希望調査において、各地域や団体などから受け入れの希望もあったことであり、新たな採用に向けては前向きに検討したいと考えております。
今後は、現在の1期生と2期生の状況を踏まえた上で解決すべき課題を検証し、稲積議員からも御提案のありました対馬市の
島おこし協働隊などのすぐれた事例を参考としながら、入り口としての
ミッション、地域等において真に必要な人材像の明確化、これが特に重要なのでありますが、3年後の独立を見据えた事業計画の構築等を要件とし、そのことを市と
受け入れ地域、そして隊員の間でしっかりと協議し共有することを前提として、改めて新たな
受け入れ団体や地域等の募集を行ってまいりたいと考えております。
○議長(嶋田茂君) 次に、
潮風ギャラリーについて及び
市内運動施設の整備等について答弁を求めます。
山口まちづくり推進部長。
〔
まちづくり推進部長 山口 優君 登壇〕
◎
まちづくり推進部長(山口優君)
潮風ギャラリーは中央町の旧
北陸銀行氷見北支店を改装した施設でありまして、氷見市出身のまんが家、
藤子不二雄A先生の御協力のもと、先生の作品を数多く展示し、まんがを生かした
まちづくりの拠点として
藤子Aまんがの魅力を広く発信し続けてきました。
市長の
提案理由説明でも述べておりますとおり、平成19年10月14日の開館から10周年を迎えるに当たりまして、記念事業を行うこととしております。10月1日から11月30日までの2カ月間にわたり、
宝探しラリー「忍者ハットリくん 氷見に隠された秘宝」を開催いたします。これは謎解きをしながら
潮風ギャラリーやひみ番屋街などをめぐるまちなかのラリーでありまして、どなたでも無料で参加いただくことができます。キーワードを集めて謎を解くと、すてきな賞品が当たります。
また、10月6日の午後1時半からいきいき元気館におきまして、「氷見市藤子不二雄Aまんがワールド」の充実に多大なる御支援と御協力を賜っております藤子スタジオの松野いづみ社長をお迎えするとともに、記念トークイベントのゲストといたしまして、コラムニストのブルボン小林氏をお迎えし、記念式典及び記念トークイベントを開催いたします。これも参加は無料となっております。
さらには、その翌日の10月7日から1階展示コーナーの30点以上の複製原画を入れかえ、「忍者ハットリくん」「怪物くん」の傑作選などを展示する予定にしております。
ギャラリーの運営につきましては、昨年4月から北日本新聞社が
指定管理者となり2年目を迎えております。同社の新しいイベントを生み出す企画力やマスコミとしての強力な情報発信力によりまして、昨年度の入館者数は前年度比18.9%増の1万8,359人となり、過去最高を記録いたしました。
また、今8月の入館者数は3,628人で、これまでの月間最多入館者数記録を塗りかえたところであります。
今後もさらなる入館者増に向けて、新しいイベントの企画や
藤子Aまんがの魅力発信に御尽力いただきたいと考えております。
また、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」につきましては、先月26日に幕張メッセにおいて
一般社団法人アニメツーリズム協会が発表したものであり、氷見市
潮風ギャラリーがその1つに選定されたものであります。
この協会は大手の旅行会社、航空会社や出版社などが中心となって創設されたものであり、まんがやアニメの聖地をつなぐ広域観光ルートをオールジャパン体制で造成することなどを目的としております。
潮風ギャラリーも聖地として県内の他の聖地─南砺市と上市町でありますが─や県西部のギャラリーとも連携いたしまして、まんがファンなどのいわゆる巡礼者に楽しんでいただけるような工夫を行い展示内容を充実させるとともに、まちなかのまんがワールドへも足を運んでいただけるよう、そのクオリティーアップを図る必要があると考えております。
ギャラリー開館の10周年の節目に、日本発の世界に誇れる文化として注目されておりますクールジャパンの拠点の1つとして選ばれたことは、訪日外国人客(インバウンド)の呼び込みにもつながることから、番屋街の5周年やグルメイベントとも連携を図りながら、本市の観光の活性化につながるものと期待しております。
次に、市内運動公園の整備についての御質問にお答えいたします。
本市では、総合的なスポーツ振興施策を定めた氷見市
スポーツ推進計画を本年3月に策定いたしましたが、その中では
氷見運動公園を本市の基幹スポーツ施設として位置づけ、永続的な視点を持って長寿命化を図ることとしており、現在、具体的な整備、改修内容を定める再整備計画の策定に取り組んでいるところであります。
再整備計画の内容といたしましては、氷見市
スポーツ推進計画にて位置づけられております野球場及び
テニスコートの改修や
パークゴルフ場の増設などを想定しております。
テニスコートにつきましては、
氷見運動公園のほか
天狗林健康広場にも設置されており、オムニコート─砂入りの人工芝コートでありますが─が整備されている
天狗林健康広場がより多くの方々に利用されておりますが、利用者からはその立地条件などの面から、市街地での再整備に対する要望が多く寄せられており、今後の整備につきましては、利用者の利便性などを考慮する必要があると考えております。
天狗林健康広場につきましては、
テニスコート以外にもバーベキュー場や芝生広場などのレクリエーション設備を備え、市民、特に地元の皆様に愛着を持って利用されている施設となっておりますので、そのあり方につきましては、地元の皆様と協議を行いながら決定していく必要があると考えております。
次に、
氷見運動公園内の堀田川にかかる橋についてでありますが、これは昭和47年に整備された橋であり、主に野球場利用者などが利用する歩行者用の橋であります。周辺の地盤沈下による階段のゆがみや階段と橋桁との間にすき間が発生するなどしており、応急処置により対応しておりますが、その環境改善が課題となっております。
抜本的な改善のためには橋のかけかえが必要となりますが、かけかえにつきましては多額の費用を要することもあり、野球場周辺の新たな駐車場整備の可能性について調査するなどし、再整備計画への位置づけを検討してまいりたいと考えております。
最後に、
パークゴルフ場に関する御提案についてですが、定休日を設けないことは施設の魅力向上につながる要素であると考えております。本市の施設が多くの方に利用されている要因の1つでもあります。
また、本市の
パークゴルフ場の年間利用料は県内の公認コースの中でも最も安く、利用者の方々には大変好評をいただいております。
一方、定休日を設けることや利用料金を見直すことで施設運営面での改善を図ることが可能となる場合もありますことから、このたびの
パークゴルフ場増設の検討に際しましては、利用者の満足度と施設運営の両面から定休日の設定や料金体系についても検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) まず再質問に当たりまして、大項目の2と大項目の3が少し関連するところがありますので、一緒に後ほど質問させていただきたいと思います。
まず大項目1の
地域内消費の拡大についてなんですけれども、先ほど私の質問の中にありました氷見の広報についてなんですけれども、ちなみに広報誌はいまだに県外業者が行っているのでしょうか。
高橋総務部長。
○議長(嶋田茂君)
高橋総務部長。
◎総務部長(高橋正明君) 現在発注をいたしておりますのは、私どもは県外業者という捉え方ではなくて富山営業所ということで、県内の事業者というふうに捉えております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) そうしましたら、今後なんですけれども、庁舎内の発注や入札のみならず
地域内消費を拡大するための取り組みや計画としまして、林市長にここはお聞きしたいんですけども、林市長の公約の中には、
地域内消費をプラス6億円からプラス10億円へというマニフェストがあったと思いますけれども、今後どのような取り組みを考えておられるか、林市長、よろしくお願いします。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君)
地域内消費の拡大を進めることにつきましては、地域経済の健全な発展や市民生活の向上を支える大きな役割を果たすものであります。
そのため、先ほど総務部長も申し上げましたとおり、市の事業発注につきましては市が率先して
地域内消費の拡大を進めるべきと考えておりまして、可能な限り市内業者に優先的に発注をしてまいりたいと考えております。
ただ、例えば市内業者では2社とか3社とかで競争性がないというものについては、少し範囲を広げたようなことも考えるべきかなというふうには思っております。
それから、今現在
氷見商工会議所が進めております「買活!ひみ6億円
プロジェクト」につきましても、何とか拡大をしていきたいと思っておりますし、また7月から始まりました「夜のまちなかグル巡り」につきましても協力をしていきたいと思っておりまして、第1回目の7月のところにおきましては、市役所の部課長会という親睦会をつくっておりますが、ここから約60人分をまとめて一括購入して参加をしたところでございます。
また、今年度、本市の産業振興を総合的かつ一体的に進めることを目的とした中小企業振興基本条例の制定を目指しております。市内事業者の経営革新への支援、あるいは新事業創出への促進、また販路や受注機会の拡大への支援などに取り組んでいくこととしておりまして、市内の事業者さんにも頑張っていただきまして、市民に売れる商品開発なども進めてもらいたいと考えております。
また、「買活!ひみ6億円
プロジェクト」をさらに10億円、そしてさらにそれ以上伸ばすために、1つの考え方として、地域通貨や地域内商品券の導入の可能性につきまして、近々、
氷見商工会議所と勉強会を開催することとしておりまして、導入について検討してまいりたいと思っております。
この地域内商品券は、例えば、これまで法事等の返礼に大手の商品券等を配っていたものを転換していただくことで
地域内消費の増加が見込めるものと思っております。
また、昨日も御質問がありました、いろんなポイント制度を地域内商品券に変えてはどうだというような御意見もありましたけれども、そういったところにもつながるものではないかというふうに思っております。
こうした取り組みについて、今後とも
氷見商工会議所等の市内の各種団体と連携して進めまして、市としても
域内消費拡大を積極的に支援してまいります。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) よろしくお願いします。
次に、
IJU応援センターについてなんですけれども、先ほど部長の答弁の中にありました8月末で2組5人、年度内で3組8人という数字自体は、現状としてはいい数字なのか悪い数字なのか、藤澤部長、よろしくお願いします。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 年間35名の目標に対しまして、12分の5、5カ月経過したところで13名というのは少し目標には足りていないように感じております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) そうしましたら、少し足りないということで、11月ごろにまたいろいろ議論してこの後どうするかという話にはなると思うんですけれども、今年から本格的に始まった取り組みであり、また、バンク数の登録も少ないということで、それこそ
まちづくりバンクもそうですけれども、今後いかようにして空き家バンクの登録数を増やしていくのか、氷見市全体として考えているのか、それとも町部だけ、まちなか北部、南部だけで考えているのかとか、そこら辺をちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) まず、この事業につきましては、毎月1回
評価委員会を開催しておりまして、毎月改善を図っているところあります。
空き家情報バンクの軒数につきましても、今年度対象事業者を個人から事業者まで拡大したり、そのように軒数を増やすような努力をいたしております。
最後、町部だけかと申しますと、やはり町部だけではなくて中山間地域というような御要望もございますので、市域全体のほうで対象を広げていきたいというふうに思っております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 先ほどの私の質問の中にあったんですけれども、ヒミヒラク
プロジェクトというのを
地域おこし協力隊の方がスタートしたと。これは部長は御存じでしょうか。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) この施設につきましては、これも空き店舗の活用でございますが、
地域おこし協力隊3名がワークショップや映画上映などのイベント、あるいはいろんな人との交流しながらの仕事、いわゆるコワーキングスペース、そういうようなものを整備したいということで、今まだ整備を進めているというふうに聞いております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) ちなみに、そのヒミヒラク
プロジェクトは空き家を利活用してとの話なのですけれども、その場所等の相談とかは事前にありましたでしょうか。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 申しわけありませんが、私自身には報告、相談等はございません。最近ちょっとお聞きしたものでございます。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 私が何を言いたいかといいますと、ヒミヒラク
プロジェクトは
地域おこし協力隊の方々が率先してやられておるということで非常にいい事業だなとは感じるんですけれども、
まちづくりバンクがある目の前にまたそういう施設をつくるということで、
まちづくりバンクでしたかった事業内容と何か似ているのかなと。
その中で、もし場所等の相談とかがあれば、北の橋側ではなく、今度は南のほうとか、ちょっと場所を考えたほうがよかったのではないかなと思うんですけれども、そこら辺はどう感じているでしょうか。部長。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) かなり近い場所に近接して同じような施設があるということは事実でございますが、これはそれぞれ
まちづくりに果たす役割は違うというふうに認識しておりまして、それぞれが中心市街地の
にぎわいづくりに資するような活動をしていただければ、ウイン・ウインと申しますか、相乗効果というようなものも発生するのではないかというふうに期待しておりまして、しばらくその活動を見守りたいというふうに思っております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) そうしましたら、6月定例会のときに
地域おこし協力隊は2期生で8名いるという答弁が多分あったと思いますけれども、今回の答弁では7名と1人減っているんですけれども、独立か起業か何かされて卒業されたのでしょうか。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君)
地域おこし協力隊1名の方が8月23日で退任されております。この方は市外でお勤めになったということでございます。
ただ、定住という面では市内のほうに定住していただいたというふうに伺っております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 市内に定住されているということで、それはすごくありがたいことでございます。
地域おこし協力隊については、氷見市外のほかの地域によっては、地域の雑用係などとして扱われているところもあると聞いております。その中で、わざわざ市外、県外からこの地域の、氷見市のためにと来られている方々なので、やはり
ホームページの更新にしろ、今回のヒミヒラク
プロジェクトにしろ、もうちょっと行政のほうが
地域おこし協力隊のほうに寄り添って、しっかり地域と協力隊員の間を取り持ち、そしてしっかりと
ミッションを解決できるようにまた行政もサポートしていっていただきたいと思います。
続きまして、第4項目の
潮風ギャラリーについてなんですけれども、私の質問の中で答えていただいていないところで、10周年や「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定されたのをきっかけに、例えば呉西6市や他市との連携事業などは考えておられるのでしょうか。
山口まちづくり推進部長、よろしくお願いします。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 先ほどの答弁の中でも若干述べさせていただきましたが、ほかにも県内で選ばれております南砺市、あと上市町、それとか高岡市のギャラリー、そういうところとの連携をしていきたいというふうには考えております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君)
タイミングを逃さぬよう、しっかりとこのチャンスを生かして、戦略を立てて事業化していっていただきたいと思います。
最後、市内の運動施設の整備等についてなんですけれども、大浦の
氷見運動公園の再整備計画、
スポーツ推進計画の策定の会議に出席されている天狗林の管理をされている方々というのはメンバーの中に入っているのでしょうか。
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 申しわけございません。そのメンバーについて私は熟知しておりません。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君)
天狗林健康広場を管理されている方々が、
テニスコートもありバーベキュー場もあり、いろいろな施設をまだ持っているんですけれども、この
氷見運動公園の再整備計画については、何ら事前の説明やら相談もないし、事後報告もないというような声が上がっておりますが、やはり
テニスコートといえば
天狗林健康広場もありますし大浦の運動公園もありますけれども、天狗林のほうでもやっぱり地元の人たちが一生懸命
テニスコートの修繕であったり施設の運営だったりを頑張ってされている中で、やはりないがしろにしてはいけないと思うので、もう少し現場の声というものに耳を傾けていただいて、今後、それこそ天狗林をどうしていくかというのを地元の人たちと相談して、ともによりよい方向に持っていっていただきたいと思いますけれども、部長のお考えをお聞かせください。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 天狗林の管理につきまして、本当に地元の方には大変御協力をいただいておりまして感謝申し上げます。
先ほども申しましたが、今後どういうふうに整備していくか、今のあり方をそのまま継続していくのかどうかということも含めて地元の方々と協議させていただきたいというふうに考えておりますので、またよろしくお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) あと、さきの7月1日の大雨によって大浦運動公園の相撲場が水没したと。そこに排水ポンプを新設したにもかかわらず浸水したやに聞いておりますが、今後の対応としましてはどのようなことをお考えでしょうか。
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 今後の対応につきましては、まだちょっと私のほうで答えるものは持っておりませんが、先日大雨の直後に見に行きましたら、やはりちょうど土俵の上ぐらいまで水がついた形跡が見られました。
そのとき、隣にある排水機場というか貯留槽ですか、その池を見てまいりましたが、そこがその時点ではまだ満杯状態ということで、それにつきましては、今後何かまた建設サイドで手当てをしていただけないかなというふうには思っております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 今の話を受けて、表
建設農林水産部長、何か今後の対応は考えられますでしょうか。
○議長(嶋田茂君) 表
建設農林水産部長。
◎
建設農林水産部長(表良広君) 昨日も少し述べさせていただきましたけれども、まず緊急的なものとして、堀田川の対策をお願いしたいというふうに県にお願いしたところです。
また、ここは大浦のピンポイントでの議論ではなかなかこの問題は解決しないと考えておりますので、県など関係機関と総合的な対策を協議するという場で検討したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 今回浸水したということも含めまして、今後、大浦運動公園、
天狗林健康広場、また朝日山のふれあいスポーツセンター周辺等を長期的展望の中で、移設も視野に置いたゾーニングプランを考えてみてはと思いますけれども、林市長のお考えをお聞かせください。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 今御指摘のとおり、市内の主なスポーツ施設は、大浦運動公園、天狗林運動公園、そしてふれあいスポーツセンターとなっておりまして、大浦運動公園については、主に野球や
テニスコート、あるいはパークゴルフ、あるいはサッカー場、多目的広場、天狗林は
テニスコート、そしてふれあいスポーツセンターは室内競技というようなすみ分けに大体なっておりますけれども、やはり今後どうした使い方がいいのか、スポーツ振興計画は取りまとめられましたけれども、それも踏まえまして、この3つ、それぞれどうしたほうが一番機能を発揮するか今後検討してまいりたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 1番 稲積佐門君。
◆1番(稲積佐門君) 以上で終わります。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
〔2番 越田喜一郎君 登壇〕
◆2番(越田喜一郎君) 皆さん、おはようございます。
自民同志会の一員として、本9月定例会の一般質問において質問の機会を得ましたので、市政全般について質問させていただきます。
平成25年度総務省の人口推計によれば、日本の人口は人口減少局面を迎え、2060年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は40%近い水準になると推定されております。
氷見市の人口も全国のほとんどの他の市町村と同様に人口減少が続き、現在、氷見市の人口は約4万8,000人だとされておりますが、2060年度には約2万2,000人になると推計されております。
市長は
提案理由説明の中で、平成29年度の臨時財政対策債を含む実質的な普通交付税総額は63億2,270万円になるとし、前年度の当初決定額と比べると2億6,110万円の減額、4.0%のマイナスとなり、急激な人口減少が主な減額要因であることから、今後も減額は避けられないとしております。今後ますます厳しい財政運営と市政運営が待っております。
9月1日開催の全員協議会には第8次氷見市総合計画後期基本計画の策定についての資料が配付されましたが、人口は市政運営の最も重要な基盤をなすものであり、それぞれの施策がこの厳しい人口減少という課題をベースとして、人口減少の抑制を基本目標に掲げつくり上げる必要があると考えております。
12月上旬には審議会から答申の予定とされておりますが、後期基本計画が真に実効性のあるものとなるように期待をいたしております。
それでは、質問に入らせていただきます。
最初に、市長の
まちづくりふれあいトークについてお尋ねいたします。
市長の
まちづくりふれあいトークは、7月6日の女良生活改善センターを皮切りに、8月31日の宮田地区の島尾自治公民館でちょうど半分が終了し、残り10月30日の窪公民館での開催により市内を一巡することとなります。せっかくの市民との直接対話の機会でもあるので、実りあるものとなるよう期待をいたしております。
全国で消滅可能都市は896あるとされ、氷見市もその1つであると言われております。冒頭に申し上げましたように、日本では人口減少社会に入っており、地方ではさらに加速するように人口減少が続いており、当然のことのように高齢化も進んでいきます。
明らかに市内の山間地域では、集落機能の維持ができない、いわゆる限界集落と言われる地区も数多く発生することが懸念されます。ふれあいトークでは市からの市政の概要についての説明もあり、それぞれの地域でそれぞれの課題も地区住民の皆さんから要望されていることと思いますが、各地域では人口減という重い課題を抱え、さらに深いところでさまざまな地域の問題があるのではないかと考えます。
ふれあいトークに臨むに当たり、そういうことにも思いをめぐらし、市民に寄り添って行ってほしいと思っております。
半分消化した時点での市の現状と課題について、市長はどのように捉えているのかお尋ねいたします。
また、ふれあいトークに合わせて現地調査が行われており、各地域の実情を知るためには大事なことだと思います。どのような視点で現地調査の場所を決めているのか。そして、現地調査がふれあいトークの中でどのように生かされているのか。また、今年度中に第8次氷見市総合計画の後期計画の策定が行われますが、各地域からの課題が各部署でどのように整理をされ総合計画の策定に生かされていくのか、以上2点について
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお尋ねいたします。
次に、市内幹線道路整備についてお尋ねいたします。
昨年の12月議会で道路整備と交通ネットワークの形成について質問をいたしましたが、申し上げましたように、道路は産業、経済、観光、文化の発展に欠かせない、かつ市民の生活を支える大事な社会基盤であります。
近年の公共事業費の抑制から予算の確保が大変難しい状況にあるとはいえ、着実に進める必要があるとの思いから、そして土木が専門だとされる林市長の就任を受けて、再度道路整備についてお尋ねいたします。
国道160号氷見市阿尾・中波で、通行規制雨量を超えたため通行どめとなりました。国道160号の代替機能を果たすと期待された能越自動車道も氷見北インターチェンジ・七尾インターチェンジ区間で能越自動車道が通行どめとなりましたが、今後も雨量による通行どめが想定されるのか、想定されるとすればその対策はどのようにするのかお尋ねいたします。
通行どめが繰り返される国道160号も市民生活の重要な道路として利用され、観光の道路としての役割も果たしています。国道160号が雨量規制のない道路として早期に整備されることが待たれます。現在の進捗状況と完成の見通しについて、表
建設農林水産部長にお尋ねいたします。
次に、氷見駅周辺道路の整備についてお尋ねいたします。
今年度、朝日丘地内で国道415号の交差点改良が行われ、氷見駅へ向かう大型バスの通行も容易になると聞いておりますが、乗り入れをしても駅周辺は一方通行の場所もあり、さらなる周辺の道路整備が必要だと思われます。
観光は市の主要な産業の1つであり、観光客のさらなる誘致に市でも、民間でも積極的に取り組んでいます。
市の重点要望の1番目に掲げる「北陸新幹線及びJR城端線・氷見線の利便性の向上について」では、JR城端線、氷見線の直通化への推進は、市民のみならず、首都圏や関西圏などから訪れる観光客やビジネス客の利便性を高めていくためには、氷見駅から新高岡駅まで乗りかえすることなく北陸新幹線に乗車できることが必要不可欠であるとしています。
通勤や通学、観光やビジネス客、その人たちが乗りおりする氷見駅は市の顔とも言えると思います。現状では氷見市の将来の姿を暗示するように、いかにも寂しいという思いがいたしております。
高岡市や小矢部市で行われている駅周辺の再開発とまでは申しませんが、少なくとも一方通行の解消を図ることや、また氷見伏木線からの大型バスの乗り入れを容易にすることや、能越自動車道と直結する道路整備も必要だと考えています。
氷見駅周辺の道路整備について、都市計画の観点から
山口まちづくり推進部長にお尋ねいたします。
次に、企業誘致と道路網の整備についてお尋ねいたします。
企業誘致と雇用の場の確保は、市政の長年の最重要課題の1つでもあると認識をしております。また、林市長の公約の1つであり、人口減少の抑制を図る上での大きな手段の1つでもあります。
前回は国道415号と160号につながる環状南線を延伸して氷見南インターチェンジへと接続する整備計画について質問をいたしましたが、部長からは、土地利用も含め、今後、関係機関とも協議をしてまいりたいとの大変心もとない答弁をいただきましたが、後期基本計画の策定についての概要では、能越自動車道、幹線道路から生活道路までの道路ネットワークづくりとして、能越自動車道を軸として幹線道路網の整備を促進するとしています。
また、(仮称)大浦第2工業団地分譲募集要項の概要では、大浦工業団地への交通アクセスとして車を利用した場合での所要時間が掲載されており、能越自動車道氷見南インターチェンジから4.5キロメートル7分としておりますが、資材の搬入や製品の出荷には大型トラックやトレーラーなどが使用されることが多く、私はこのあたりの地理にはあまり詳しくはありませんので、地元の正保議員に確認をしてみたいと思いますが、現状の道路仕様では基本的には無理なのではないかと思っております。
大浦の工業団地にコマツキャステックスの誘致が決定したとの報道を受けて、誘致した企業とさらなる企業誘致の利便性を図ることは、誘致をした氷見市の重要な責務でもあると考え、再度質問をすることといたしました。
この道路整備事業は現在の市の財政では大変厳しい事業となることが予想されることから、県道五十里氷見線のバイパスとして氷見南インターチェンジから大浦工業団地までの道路整備事業の実施を国、県に要望し実現を図るべきではないかと考えます。表
建設農林水産部長にお尋ねいたします。
次に、集中豪雨時の避難誘導訓練についてお尋ねいたします。
先日配布された「広報ひみ」に7月1日の市内の集中豪雨についての記載があり、災害に備えましょうということで特集記事が載っておりました。
今年に入って7月には九州北部で、また8月には秋田で集中豪雨により河川が氾濫し、建物の浸水被害など大規模な被害が発生いたしました。報道では、お年寄りの方が「今までこの川の氾濫を見たことがない」と言われるほどの集中豪雨でした。
近年の気候変動の影響などによる集中豪雨は氷見市でも予想していない事態が起こり得るというふうに思います。いざというときには避難場所となっている公民館や学校などへ誘導されることになっていますが、特に集中豪雨に対する避難訓練や避難所、また自家用車が集中すると思われるグラウンドの点検、整備などが必要だと思われます。
これまでに地震については実施されておりますが、集中豪雨に対する避難誘導訓練は実施されたことがあるのかお尋ねいたします。
地震の避難については、地域の組織づくりはありますが、その組織はそのまま集中豪雨の避難に生かされるのか、また集中豪雨への対応について住民の理解を深める努力が必要なのではないかと思いますが、以上2点について荻野防災・
危機管理監にお尋ねいたします。
次に、公立保育所についてお尋ねいたします。
平成17年9月策定の氷見市公立保育所民営化等実行計画では、その目標年次を平成26年度として設定し、民営化及び統廃合を推進することとしております。
それ以降の実行計画はないと聞いておりますが、私は公立保育所は公立保育所としての役割があると考えます。
現在、公立保育所は5園あり、築年数44年の新町保育園は改築すると聞いておりますが、築年数40年を超える宇波保育園は築年数48年、上伊勢保育園は築年数41年であります。
子育て支援のためには保育ニーズに的確に応えることが重要であると考えます。小中学校については耐震化や空調設備の設置など教育環境の整備が進められてきましたが、小さい子どもたちが日々過ごす保育環境の整備も極めて重要であると考えております。
上伊勢保育園については、林市長にはふれあいトークの現地調査にも来ていただきましたが、老朽化はもちろんのこと、通園道路も狭く、駐車スペースもほとんどない状況にあります。新たな進入路や駐車スペースの確保ができないものかと考えています。
老朽化した公立保育園の現状と整備について現在どのように考えておられるのか、草山市民部長にお尋ねいたします。
次に、イベントの開催についてお尋ねいたします。
現在、氷見市では、大きなイベントとして、8月にはひみまつりが行われ、10月にはこれまで魚まつりや永久グルメ博として実施されてきましたが、今年度は食彩まつりとして実施することになっております。
イベントはPRと企画が全てだと思います。ゆえにPRや企画にはそれ相当の準備期間が必要だとも伺っています。昨年は永久グルメ博でポスターの作成が遅れ、市内についてはそれなりにPRできたとは思いますが、期待をしている市外、県外にPRするには準備期間が全く足りなかったと思います。
また、PRにはインパクトも重要な要素の1つであると考えます。観光客の中でも比較的多いと想定される長野県とを結ぶ安房峠道路併用開始20周年が今年の12月6日、中京圏からの観光客が期待される東海北陸自動車道全線開通10周年が来年の4月5日、上信越道全線開通が再来年の10月30日に20周年を迎えます。これらも観光客を呼び込むキャッチフレーズにして利活用すべきであると考えます。
これらを想定して準備をする必要があり、準備期間も必要であると私は考えております。
また、現在、ひみまつりと食彩まつりは1日だけの開催となっております。さまざまな事情によって1日の開催になっているものと考えますが、他の市町村では2日間イベントは行われており、関係機関との協議、協力をいただくことも当然必要だと思います。にぎわいの創出にはせめて2日間開催できるよう努力するとともに、新たな企画などを考えて取り組むべきで、また宿泊客を増加させることにもつながると考えております。
ひみまつりと食彩まつりの考え方、そして市外、県外の人たちへの誘客について、以上2点について
山口まちづくり推進部長にお尋ねして、私の質問を終わります。
○議長(嶋田茂君) 初めに、市長の
まちづくりふれあいトークについてのうち、現状と課題について答弁を求めます。
林市長。
〔市長 林 正之君 登壇〕
◎市長(林正之君) 市長の
まちづくりふれあいトークにつきましては、市や地域の諸課題等について市民の皆様と対話を重ね、いただいた意見を反映いたしまして市政を進めていくために、私や各部長が21地区23会場にお伺いをして開催をしているものでございます。
会場では昨年度のふれあいトークでいただきました意見等の対応状況や地区の事業概要の説明に加えまして、今年度は6月に発表いたしました氷見元気
プロジェクトの「住みたい街・働きたい街・育てたい街」の取り組みについて私から御説明をさせていただき、意見交換をいたしております。
また、事前に地区の皆様と私も含め市職員によりまして、地区の要望などの現地調査を行い、その対応について会場で説明を行っております。
このように現場を確認することで、市民の皆様の御要望の趣旨が実感できますし、また会場で直接お話をお聞かせいただきますと、災害時の避難場所や避難経路の確保、地域の草刈り、地域交通の確保、またイノシシ対策、空き家対策など、高齢化や人口減少等に起因するものが多く、改めまして
少子高齢化や人口減少対策が喫緊の課題であるということを認識したところでございます。
そのため、現在進めております氷見元気
プロジェクトにおいて、皆様方からいただきました御意見や御提案等をしっかりと反映いたしまして、「住みたい街・働きたい街・育てたい街」の実現に向けて精力的に取り組んでまいります。
また、こうした御意見を第8次総合計画の後期計画にも生かしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 次に、市長の
まちづくりふれあいトークについてのうち、現地調査の選定方法と総合計画への反映について答弁を求めます。
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
〔市長政策・
都市経営戦略部長 藤澤一興君 登壇〕
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 市長の
まちづくりふれあいトークの開催前に実施しております現地調査の箇所については、市側からどこどこというふうに指定するのではなく、事前に地区の役員の方々で御相談の上決めていただいているものでありまして、地区においてはこれまで要望されている箇所や昨今の豪雨による被害箇所などを中心に選定されているようであります。
これまでの調査箇所は、整備が必要な道路や漏水の可能性のあるため池、しゅんせつの要望がある河川、整備を求める教育施設、文化財など幅広い分野にまたがっておりまして、実際に現場を見て、状況をお聞きして、その対策の必要性等を認識しているところであります。
現地におきましては、林市長は県庁の土木部などでの社会基盤整備の豊富な経験を生かされ、的確に状況を把握され、迅速に判断して説明されており、地域の皆様方からは対応がわかりやすくて速いとの評価をいただいているところであります。
調査いたしましたそれぞれの案件については、示された方向に沿って今後予算化が必要なものがあれば計上するなど、具体的に取り組んでまいります。
また、市長の
まちづくりふれあいトークで地域の皆様方からいただきました第8次氷見市総合計画後期基本計画に対する御意見や御提案等につきましては、その趣旨を施策等から整理いたしまして、効果性あるいは効率性などを検討し、計画にしっかりと反映してまいりたいと考えております。
○議長(嶋田茂君) 次に、市内幹線道路整備についてのうち、氷見駅周辺道路の整備について答弁を求めます。
山口まちづくり推進部長。
〔
まちづくり推進部長 山口 優君 登壇〕
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 氷見駅周辺整備につきましては、平成26年度に開催されました氷見駅周辺整備座談会においてまとめられた短期計画をもとに、漁村文化を感じる氷見の玄関口として整備され、平成28年4月に完成いたしたものであります。
整備内容といたしましては、駅前広場の拡張、番屋をイメージした黒瓦屋根のキャノピー、駐輪場の設置、公共トイレの新設、また富山県による都市計画道路氷見駅地蔵町線の新設などがあり、駅利用者の利便性の確保はもとより、氷見駅からまちなかへ、そして氷見漁港方面への新たな動線の機能を持つものとなりました。
氷見駅周辺整備座談会において示されました中長期計画、これは将来構想でありますが、それにおける駅舎の移転整備、駅前広場の拡張及び駐車場整備等は、平成26年12月議会において議員にお答えしたように、市全体の公共事業のバランス等を見据えながら実施時期について判断していきたいと考えております。
また、議員御提案の駅前道路の都市計画道路氷見伏木線への接続や幹線道路へのアクセスなど道路整備構想につきましては、再開発といった非常に大きな
プロジェクトとなりますので、費用対効果等を含めて地元の皆様と協議を進めてまいりたいと考えております。
○議長(嶋田茂君) 次に、市内幹線道路整備についてのうち、能越自動車道の雨量規制による通行どめの対策と国道160号の整備について及び企業誘致と道路網の整備について答弁を求めます。
表
建設農林水産部長。
〔
建設農林水産部長 表 良広君 登壇〕
◎
建設農林水産部長(表良広君) 能越自動車道においては、7月1日午前9時50分に灘浦インターチェンジから七尾インターチェンジ間が通行どめとなりました。同11時15分には氷見北インターチェンジからにと区間が拡大し、翌日午前7時に解除となったところでございます。
今回の通行どめは雨量という規制基準ではなく、一部区間において土質の性状から、供用から間もない新設道路の斜面で豪雨により土砂崩落などの道路災害の発生が心配されることから、道路利用者の安全性を最優先に確保するため行ったと伺っております。
市といたしましては、暫定2車線区間における通行どめであったことも踏まえ、4車線化の促進など、機能強化による通行どめ回避を管理者である国に、去る7月に平成30年度重点事業要望として早速要望したところでございます。今後とも引き続き要望してまいりたいと考えております。
また、国道160号におきましては、当日午前9時5分から連続雨量140ミリメートルの規制により宇波・薮田間で、同じく11時25分からは連続雨量160ミリメートルの規制により中波・宇波間が通行どめとなり、当日17時に解除されるまで薮田以北は通行どめとなったことでございます。
今回の豪雨により、国道160号は連続雨量による規制で通行どめとなったわけでありますが、具体的な道路被害はなかったものの、雨量規制のさらなる緩和措置や現在整備しております区間の事業促進についても同じく要望したところでございます。今後とも国に働きかけていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、能越自動車道、国道160号は本市の重要な幹線道路であり、特に国道160号は灘浦地区における生活道路であることから、安全で安定した通行の確保は市民生活を支える上で欠かすことのできないものであることを、道路管理者である国土交通省には強く訴えてまいります。
続きまして、企業誘致と道路網の整備についてでございます。
道路は交通ネットワークのかなめとして、人の移動や物資の輸送に不可欠な社会資本であり、社会経済、観光・文化の発展や市民生活の向上に大きな役割を果たしてまいりました。
中でも能越自動車道の各インターチェンジとのアクセス強化により、企業立地など産業振興を後押しするものであります。
国土交通省富山河川国道事務所の資料では、能越自動車道氷見高岡道路開通前と後の氷見市の製造出荷額は892億円から1,008億円へと13%の伸びを示し、氷見市の産業振興に大きく寄与する結果も公表されております。
現在、市の南部地区には、整備を進めております大浦第2工業団地をはじめ、コマツキャステックス、氷見金属工業センターなど数々の企業が存在しております。地理的にも能越自動車道氷見南インターチェンジに近いことから、国道160号から氷見南インターチェンジ間の幹線道路整備は既存の企業支援や新たな企業進出を誘発する可能性があると期待されます。
一方で、この道路整備は本市の広域道路網の一翼を担う大規模なものとなり、地域的に軟弱地盤対策など多額の費用が見込まれるものでございます。厳しい市の財政ではありますが、必要なものに対する投資はしっかり行うとの姿勢で臨みたいと考えております。
議員御提案の整備手法も市の負担軽減や早期の事業化の選択肢の1つとして受けとめさせていただきたいと思っております。
富山県においては、平成28年度の9月補正予算において道路網の検討に関する調査費が計上され、国道160号から氷見南インターチェンジ周辺の道路について、現在の幅員、線形、付近の開発状況などについて基本的な調査をされたと伺っております。
氷見市におきましても、今後の事業の着実な前進に向け、必要な調整やルート検討など県との協議を進めながら、効率的、効果的な道路整備に向け努力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 次に、集中豪雨について答弁を求めます。
荻野防災・
危機管理監。
〔防災・
危機管理監 荻野直樹君 登壇〕
◎防災・
危機管理監(荻野直樹君) 今年7月の九州北部豪雨災害など、全国的に線状降水帯─雨雲が列をなした積乱雲によって同じ場所を通過または停滞する現象でございますが─などによる災害が多く発生しており、7月1日の大雨では、本市におきましても観測史上最大の24時間降水量202.5ミリメートルを記録いたしました。
集中豪雨など大雨に備えた防災訓練につきましては、毎年水防訓練を行っております。今年は6月25日に宇波川が氾濫したとの想定で、宇波、脇方の住民の方が指定避難所となっている灘浦小学校へ避難するなど訓練を行いました。
また、地域の防災訓練におきましても、
沿岸地域では近年、地震、津波を想定した訓練を実施する地域が多くなっておりますが、中山間地域では大雨や土砂災害を想定するなど、地域ごとに特性に合わせた想定で訓練を実施いたしております。
訓練に当たりましては、訓練時間の選定、避難要領の検証、図上訓練の実施など、地域の特徴や自主性を発揮してもらえるよう努めており、市民の防災意識の高まりにより地域防災力の向上が図られているものと考えております。
今後、市の総合防災訓練についても検討いたしておりまして、その際は災害の想定としまして、集中豪雨、大規模火災、地震、津波などの想定なども取り入れて実施したいと考えております。
また、本市の避難所には災害により家に戻れなくなった住民が一時的に滞在するための施設としての指定避難所が29カ所、災害が発生するおそれがある場合の、その危険から逃れるための指定緊急避難場所が230カ所ございます。指定避難所及び指定緊急避難場所につきましては、地震や土砂災害といった災害の種別によって避難所が違ってまいります。このことにつきましては、まだまだ市民の皆様に浸透していると言えませんので、広く周知してまいりたいと考えております。
また、本年2月に新たな津波シミュレーション調査結果が県から示されたことによりまして、現在、地域の皆様のお声を聞きまして、避難が安全により早くできますよう避難所の見直し作業を進めておるところでございます。
また、熊本地震などの教訓から、災害時における避難所の重要性が非常に高まってきております。本市の指定避難所のうち旧小学校施設などまだ耐震化されていない避難所がございますが、これらにつきましては、今後予定しております地域の拠点整備と連携しまして、そのあり方や整備方法などにつきまして施設管理者や地域の皆様と協議を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 次に、公立保育所について答弁を求めます。
草山市民部長。
〔市民部長 草山利彦君 登壇〕
◎市民部長(草山利彦君) 本市の公立保育所は昭和44年から平成2年の間に建築されたものであり、いずれの施設も老朽化が進行いたしております。
議員が言われたように、上伊勢保育園につきましては施設への道路幅が狭く、特に冬期間の車での送迎に当たりましては非常に不都合な状況にあると思っております。
一方で、本市の出生数は減少傾向にありまして、公立保育所が担う保育定員につきましては縮小が避けられない状況にございます。
こうした中にありましても、市全体の保育や幼児教育を牽引し、特別支援保育教育の中心的役割や保護者支援を中心とする相談体制等の機能を有する中核保育所は必要であるというふうに思っております。
こうしたことや、民間の保育所及び認定こども園の状況を踏まえまして、市街地の保育所につきましては、市のグランドデザインとの整合性を図りながら、また市街地以外の保育所につきましては、地域のバランスを考慮した上で、公立保育所のあり方について早期に検討し、保育環境の向上に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(嶋田茂君) 次に、イベントの開催について答弁を求めます。
山口まちづくり推進部長。
〔
まちづくり推進部長 山口 優君 登壇〕
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 本市では年間を通してさまざまなイベントが開催されておりまして、中でも、ひみまつりや秋の食のイベントは市の内外から多くの方が訪れる大きなイベントとして親しまれております。
今年で45回目を迎えるひみまつりは、子どもたちによる演奏や魚提灯船パレードに始まり、氷見の伝統芸能である獅子舞共演会、県内最大級と言われる花火大会に人々が魅了され、真夏の氷見を活気づけるイベントとして市民に定着しております。
しかしながら、主体となってこのイベントの運営に携わる氷見青年会議所では、年々人員が不足していることから、開催の継続が大きな負担となってきております。
このことから、イベントの内容や経費の見直しを図るとともに、運営者の負担の軽減や分担について関係団体で協議し、長く親しまれてきておりますこのイベントを来年度以降も開催できるようにと考えております。
また、魚まつりに始まりました秋の食のイベントにつきましては、「氷見は魚」とのイメージや、過去の魚まつりの豪快さと新鮮な魚の提供が印象深く残っていることから、来場者からは鮮魚販売を求める声があります。
しかし、近年の魚離れや家庭での調理の難しさなどにより、鮮魚の販売は年々減少傾向にあり、漁業関係者からは従来の鮮魚販売中心から魚をおいしく食べてもらう内容に変え、今後の魚食普及につながるイベント運営を求める声もあります。
このことから、今年はひみ食彩まつりとして、水産物にかかわらず、氷見の豊かな食を多くの人に楽しんで、おいしく味わっていただくイベントを目指してまいりたいと考えております。
イベントの内容につきましては、キャラバン隊による県内外への発信力の高い団体への訪問や、新聞やチラシ、ラジオなどへの小まめな話題提供などのほか、インターネットなどの媒体も活用し、同時に開催されます氷見牛フェスタや今後開催されますひみぶりフェアなどとあわせてPRしてまいりたいと考えております。
議員御指摘の本市と高速道路網で結ばれております地域からの誘客につなげるため、これらの地域で開催されます記念事業や大型イベントなどを活用し、氷見でのさまざまなイベント情報や企画の広報活動を検討するとともに、まず行政が県内外の地域や都市との協議による下地をつくりまして、事業者が実際の広報活動を行うなど、官民が連携した活動を目指してまいります。
また、1日のイベントではなく2日間の実施はどうかという御提案でありますが、どのようにすればそれが可能であるかということも含めて、関係団体と協議したいと考えております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) それでは、再質問を少しさせていただきたいと思います。
まず初めに、氷見駅周辺道路の整備について質問いたします。
先ほど駅舎ですとか公共トイレ、キャノピー、自転車置き場、そして氷見駅地蔵町線が完成しというお話で、漁村文化を感じる氷見の玄関口として平成28年4月に完成しましたというお話でしたけど、これが初期計画であったと思います。
また、中長期計画は市全体のバランス等を見据えながら実施計画について判断していきたいとの御答弁でしたが、昨年平成28年4月、その後今日まで1年半、その中長期計画というお話は全く動きがないように私は思っておりました。
その中長期計画というのは、駅舎の改修や周辺整備ということを座談会において市民の皆様へ示すということであったかと思いますが、そもそも中長期計画というのはまだ残っておるのか、
山口まちづくり推進部長、お願いいたします。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 中長期計画、将来構想ですが、これはまだ残っておりまして、今後取り組んでまいりたいというふうには考えております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 地域住民はじめ市民の関心の高いところなので、その指針等もお示しいただければと思います。
また、氷見駅についてでありますが、市民目線で見ますと、通学や帰宅時の送迎についても、現在の駐車場のスペースは16台程度でありまして、当時は十分これで足りるというようなお話でありました。しかし、現在の朝晩の通学、お迎えの状況を部長は御存じでしょうか。
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 何回か駅のほうへ行ったことがございまして、混雑しているのは事実でございます。
ただ、駐車場につきましては、当時の計画では十分という答えがあったのかもしれませんが、現在を見ますと十分とは言えないというふうには感じております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) かなり煩雑しまして、民宿の方々の送迎バスとか公共バスも乗り入れをしていますので、朝、夕方の時間帯というのは、駅前はかなりの混雑、歩行者等の危険性もありますので、そういった点でも熟知していただきたいなと思っております。
また、送迎時なんですけれども、混雑するため、例えば早目に送迎してもらったり、もしくはロータリーに駐車して送迎するしかなくてということも考えられますが、早目に来たとしても売店も一つもない、駅前の店舗もない、時間が潰せないというのが現状で、氷見高生や近隣住民やサラリーマンの方からも早く何とかしてほしいという期待とともにため息すら聞こえてくるのが現状であります。
また、観光目線で見ますと、観光客やビジネス客が氷見駅におり立ったとき、何が最初に一番目に入ると思いますか、
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 議員がおっしゃっているのは、駅をおりたときに目の前にあるビルのことだと思うんですが、あれにつきましても多くの方から何とかならないかという相談は受けておりまして、それについても検討したいというふうには考えております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) そうですね。正面の閉鎖された店舗であります。
これが観光客からすると、氷見におり立ったときに一番最初に目にするものであり、「ああ、これが氷見なんだ」「これが氷見駅なんだ」というふうな印象を持たれます。駅前の店舗ということであれば、当然、行政だけではなく民間の協力ということも必要不可欠ではあると思いますが、いかがでしょうか、
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) まだ具体的な話ではございませんが、将来計画といたしまして、今一方通行になっている正面の道路ですが、あそこは相互通行できないかということも考えております。
その際には、現在の建物が引っかかるというかネックになるものですから、それを移転していただくというか、取り壊しというものも含めて検討していく必要があるというふうには考えております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) また、海越しの立山連峰を望める場所、氷見というのをうたい文句にしておりますが、例えば駅をおりて地蔵町側から歩いて海岸線へ抜ける道路もあります。そういった観点からも、駅舎全体の改修ももちろん必要であると考えますが、
山口まちづくり推進部長、いかがでしょうか。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 駅舎の改修につきましては、またJRとの協議も必要でありますが、仰せのとおり、地蔵町の中には海岸に向かう道がありますし、改修できるかどうかは地権者との協議も必要でありますが、そういうことをおっしゃっている方もおいでになります。そういう方とも協議させていただきたいというふうには思っております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) そういった点も含めて、海側、あと今のロータリー側も含めて駅周辺の整備が必要だとは思います。
1つ市長にお伺いしたいんですけども、駅前の道路整備という大きな
プロジェクトで、費用対効果を含めて地元と協議をとの部長の答弁でございましたが、大型車が行き来できるように2車線の相互通行にしようとすることですとか、例えば駅周辺の財産区の空地を利用しての駐車場、またパーク・アンド・ライドを促進すること、そして今の駅舎の改修というお話、また海岸線へのアクセス、これらは全て氷見駅を氷見の玄関口として早急に整備することが必要で、そういうことが私は往来客の増加につながることと思いますが、市長の見解をお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) お答えをいたします。
私も氷見駅周辺に何度か調査に行きましたら、やはり夕方はあのロータリーは一方通行で、全ての車が南大町のほうから入りますと、駅前を通らないと抜けられないということでございますので、そういったところに送迎の車がずっと詰まっているというようなことでございます。
そんなことで、駐車場がまず足りないなというようなことも思っておりますし、やはりあそこの一方通行が問題だろうというふうに思っております。
この2点、やはりこれは私は早急に対応しなければいけないことだろうと思っております。
ただ、今の駅前広場は国の補助事業でやったものでございまして、すぐ変えるということは実はなかなか難しいような点もあろうかと思いますので、今後どういうふうに整備をしていくか、また国のほうとも協議をしていきたいと思っております。
それから、今市街地内のグランドデザイン検討委員会をやっておりまして、氷見駅からひみ番屋街までをどうするかという、この中でも駅周辺の機能とかあるべき姿、それなりのものも交通結節点でありますので、グランドデザイン検討委員会の中でも少し議論をして、有識者の皆様方からの御意見もいただきたいと思っております。
やはり氷見駅周辺は何といっても鉄道で来る皆様方の玄関口でありますので、交通結節機能、またターミナル機能、あるいは観光客の集まるエリア、あるいは通勤通学の学生さん方の集まる場所でございますので、やはり現時点ではあまりにも少し寂しい状況でございますので、もう少し議論を加速化して将来に向けた検討をしていきたいと思っております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 今ほど市長からグランドデザインを描く中でというお話がありました。2月をめどに空地のグランドデザインを描くという話も含めてですけれども、駅の周辺整備というのは、閉館中の市民会館ですとか商店街への回遊人口の増加にもつながります。
また、旧朝日丘小学校の跡地において、何かイベントですとか、そういう会場になった場合、氷見駅を利用するということは、都心部から来られる方にとっては1キロメートル程度ということなので、普通に徒歩圏内の場所でもあります。
こういった視点も、グランドデザインを描く上でも駅前周辺整備とつながる大切な考え方の1つではあると思います。
こういったことが中心市街地のにぎわいを創出するということにもつながるので、ぜひとも周辺整備について喫緊に対応していただきたいなと思います。
続きまして、企業誘致と道路網の整備について質問させていただきます。
先ほどの表
建設農林水産部長の御答弁は、前回に比べて大変前向きな答弁をいただいたと思っております。
土木が専門の林市長にもお尋ねしたいと思いますが、私は県道五十里氷見線のバイパスという発想で提案をいたしましたが、ほかの補助事業も含め、氷見南インターチェンジと氷見南部地域を直接結ぶ道路整備をぜひとも林市長のもとで実現していただきたいなと思いますが、市長の御意見を賜りたいと思います。林市長、お願いします。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 幹線道路の整備につきましては、やはり三大都市圏との交流促進、あるいは広域観光ルートの形成、そして企業立地、産業振興の後押しはもちろんでありますし、人口減少時代の氷見市におきましても、市全域にいろんなサービスを提供する大事なインフラでありますことから、今後も私は積極的に進めてまいりたいと思っております。
また、私が公約に掲げております3つの「住みたい街・働きたい街・育てたい街」の元気
プロジェクト、この基本理念を支え、歯車を回す重要な原動力の1つでもありまして、積極的に進める必要を感じておるわけでございます。
今議員御指摘のありましたこの氷見南インターチェンジへのアクセス道路でありますが、現状は国道160号等から非常に使いづらい道路でありますので、現在、国道415号の谷屋・大野間の整備促進をやっておるわけでございますけれども、それと同様にしっかりとした道路が必要だろうと思っております。
そんな中で、整備に当たりましては、今、県道のバイパスというような御意見がございましたとおり、私もこうしたインターチェンジアクセス道路など骨格となる道路につきましては県道としての整備が望ましいというふうに思っておりますので、県に要望いたしまして、どういうルートになるか今県のほうで調査もしているということでございますけれども、市としてもルートなども要望させていただいて、極力市の負担が少なくなるような形で事業が実施できるよう県のほうに要望してまいりたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 今ほどの市長の御答弁の中の国道160号、415号、能越自動車道というのは、氷見市を南北に通る幹線道路であります。そこの幹線道路と東西をどう結ぶかということが、氷見の地域のいろんな産業ですとか経済、文化の発展にもつながることと思いますので、極力市の負担のないような、県、国の補助事業に頼りながらですけれども、ぜひとも進めていってほしいと思います。
続きまして、集中豪雨について質問させていただきます。
現在使われていない学校やグラウンドも避難所となっているというふうに思われますが、そういった場所も点検する必要があると思いますが、荻野防災・
危機管理監、いかがでしょうか。
○議長(嶋田茂君) 荻野防災・
危機管理監。
◎防災・
危機管理監(荻野直樹君) 今ほどの答弁のほうにありましたとおり、各地区の拠点整備というものを今後考えておりまして、そういったものに合わせまして、そういった避難所につきまして整備を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 避難所ということは建物、体育館ですとか校舎の中というのももちろんなのですけれども、グラウンドというのもやはり自家用車で寝泊まりする際に必要な場所であると思います。
先日、我々の会派の中での議論に出ましたが、使われなくなった学校とか、もちろん使っている学校とか公共施設、人が入らなくなると、そういったところの周辺の雑草とかが生い茂ってきますね、そういったところを整備する民間業者があります。比較的安価な値段帯で整備されるような情報が出ておりました。
今現在、氷見市でも統廃合によってさまざまな学校、幾つも使われていないところがあります。そういったところの建物はもちろんなんですけれども、グラウンドの整備、当然使われている学校のグラウンドの整備ということも私は必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。荻野防災・
危機管理監、お願いします。
○議長(嶋田茂君) 荻野防災・
危機管理監。
◎防災・
危機管理監(荻野直樹君) 建物の整備も大変重要だとは思いますが、グラウンドもそういった整備とあわせて今後整備していきたいと思いますし、管理につきましても、地元の皆様と相談しながら、いい管理ができますよう進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 地元の方々ですとか保護者頼りにせずに、ぜひとも市民に寄り添って、意見を聞きながら進めていってほしいなと思います。
また、昨日の我々の会派の正保議員の代表質問の中で、十二町潟排水機場についてのやりとりについて聞かせていただきました。
これはちょっと市長にお尋ねしたいんですけども、想定が15年に一度の集中豪雨に対応するとのことでありましたが、その想定をはるかに超えた集中豪雨であったと。国営かんがい排水事業で整備されたということで、こちらは農林水産省、災害対策ということであれば国土交通省ということで、大変難しい問題であろうかとも思いますが、昨日の答弁の中では処理能力が不足していることは明らかだと思われます。
整備されて約40年、老朽化も含めて、この設備の更新について国に強く働きかけるべきだと私は考えますが、市長の御見解をいただきたいと思います。林市長、お願いします。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 昨日の答弁でもありましたとおり、十二町潟排水機場、要は、15年に一度の降雨に対応するような排水機場でございますが、今回の雨は氷見市の24時間観測雨量の記録を更新するような大きな雨であったということで能力が不足したということでございます。
今ほど御指摘のとおり、主たる目的は農業被害を防ぐということでありますが、やはり市民の感覚といたしますと、せっかくある排水機場、できれば増設をして浸水被害にも対応してほしいというのが、これは私もそのとおりでありますが、その辺はやはりそれぞれ目的があっての事業でございますので、例えば農業の確率というのは15年に一度なのか20年に一度なのか、その辺があろうかと思いますが、また浸水被害を防ぐ事業として国土交通省のほうでもありますので、そういったいろんな事業を組み合わせて浸水被害を防ぐというのも1つの方法でありますし、また農林水産省にこの排水機場の機能を上げてもらうというのも方法でありますが、そんなことも含めまして、関係機関が集まった中でどういったような対策が望ましいのか、今後、協議を進めていきたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 日雨量の想定が15年に一度の集中豪雨という話でありましたけれども、自然環境の変化によって集中豪雨は毎年全国いろんなところで起こっておりますので、次が別に15年後というわけではなく、来年また起き得る可能性も決して低くはないと思います。今ほどの市長の御答弁どおり、速やかに国等に要請していただきたいなと思っております。
また、最後になりますが、土木出身の林市長には重々御承知のこととは思いますけれども、今ほどの防災対策とか道路や河川など、こういった新たな事業展開の可能性については極力市負担のない、県、国の公共事業というのをいかに取り込めるかということが重要であるかと思いますが、こういったことには市の熱意、職員の方々の熱意や関係各所との協力体制というのも私は必要だと思いますが、林市長、いかがでしょうか。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 議員御指摘のとおり、いろんな国の事業、県の事業があるわけでございまして、私も県におるときは、いかに県の負担を少なくするかという観点で長年事業を進めてまいりました。
現在は市長という立場で、今後ますます
少子高齢化、人口減少という中で、先ほどありましたとおり、いろんな財源も少なくなっていく。しかしながら、いろんな行政需要がだんだん増えていく。その中で、私は防災対策もしかりであろうと思いますし、一度つくった施設もだんだん老朽化をしていくわけであります。
そんな中で、なるべく国、県において、多くの事業を何とか市にとっても有利な事業でやっていっていただけるよう、今後とも関係機関と協力し、要請をし、要望をしてまいりたい。そんな中で、いろんな事業でどういうメニューをやったらいいかということも含めて、また職員ともども一生懸命取り組んでまいりたいと思っております。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 2番 越田喜一郎君。
◆2番(越田喜一郎君) 市長がよく引用していた言葉だとは思いますけれども、後藤新平の言葉に「財産を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すのは上」という名言があります。
さまざまな事業展開、そして産業や経済の発展というものの原点は人である、今ほども職員の方というお話がありましたけれども、人であると私も思っております。
例えば土木で言うならば、技術職もしかり、また各部課長はじめ各部署の職員の資質向上のためにも、この人づくりという視点が私は首長たるトップには一番必要なことであると考えております。
ぜひとも各部署には熱意を持って事業というものに当たるよう促し、市政を前へと邁進させていただきたいと思いますが、最後に市長の御見解をひとつお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 越田議員、再質問にふさわしくない質問であります。
この際、暫時休憩いたします。
再開は午後1時からといたします。
午後 0時01分 休憩
─────────────────────────
午後 1時00分 再開
○議長(嶋田茂君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市政一般に対する質問を続けます。
10番 小清水勝則君。
〔10番 小清水勝則君 登壇〕
◆10番(小清水勝則君) 今定例会最後の質問者となりました。
自民同志会の小清水です。
林市長誕生から半年が経過し、氷見市に融和環境ができ始めております。氷見市が前進できる環境を市民の皆様方の力でつくっていただき、大きな喜びを感じる反面、期待に応えなくてはならない大きな責任を我々は感じております。
氷見市を前へ、前へ、前へ。力強く皆で生きていく。市民が喜びを感じ、生活を楽しみながら年をとり、遠方からの人が新たな縁を結ぶ。幸福な氷見市の実現に向け、市民目線の問いかけと市民代表としての提案をさせていただきます。
私がこれから質問する6項目は、これからの氷見市の人口動態を捉えること。そのことによってどのような課題があるのか。市外からの市内収入となる、いわゆる外貨を稼ぎ、氷見の経済力を高めるために何をするべきか。自然の恵みである水産業の未来はどう見えているのか。市内全域においてのバス路線をどうしていくのか。未来を見据えた除雪体制の強化はどうするべきか。地域を守る方々へ支援体制強化をどうするべきか。
人口ビジョンに照らして、人口が少なくなっても市民が幸福に暮らすためにはどのような考え方で今からアクションを起こしていかなければならないかを議論していきたいと思います。
それでは質問に入ります。
氷見市
人口ビジョンと対策についてお聞きいたします。
総合計画に沿ってより効果的な政策を打つためには、現状と未来の人口推移を理解する必要があります。その中で、市民と意識を共有し、協働していかなければなりません。今多くの市民から、人口減少、また
少子高齢化社会、地区の衰退、このような不安を感じます。
私は未来への不安を感じることは決して悪いことだとは思いません。不安があるときこそ大きな団結の輪が生まれるからです。未来はまだ起きていないこと、今からどのような対策もできるのです。
氷見市の
人口ビジョンと対策について、これからの人口動態はどうなっていくのか、未来への展望について
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお聞きいたします。
続きまして、観光について。
私たちが住んでいる氷見市は、自然の眺めが清らかで美しく、いにしえより生まれ育った人々の歴史や文化が残るすばらしい地域です。縄文前期からの住居跡や飛鳥時代の農具が稲積川口遺跡から出たことで農耕が盛んであったこと、また日本海側で最大級の柳田布尾山古墳と、いにしえより人が集まり、暮らす、住みよい場所であったことがうかがえます。
氷見市の偉人や定置網と氷見の大いなる魅力を語り続けますと、私の質問の時間が尽きてしまいますので、多くは言えませんが、観光に一度や二度来たからといって、楽しみ切れないような観光資源がこの氷見にはあります。
また、農産物や水産資源にも恵まれ、食のレベルも日本一だと思っています。
現在も富山県で第2位の集客を誇るひみ番屋街や、日本で行きたいワイナリー第5位のセイズ・ファームがあり、このたび日本のワインコンクール2017で「オジコシャルドネ」が金賞を受賞しました。この欧州種系白ワイン部門での受賞は、激戦である主流で氷見のワインがトップを取ったということです。
また、「オジコ」の名前がついたワインがトップを取ったと聞いたときは目頭が熱くなりました。
日本で最も美しい湾クラブに選ばれた富山湾が世界へ存在感を発信しております。
平成27年度富山県観光客入込数を見ても、3,412万6,000人、前年比17.5%増、新幹線の開業や円安、ビザ発給要件の緩和により、外国人観光宿泊者数は20万人で、前年比36.6%の増となっております。
どこから何がきっかけで多くの人が来るのでもいいと思います。みんなの力で氷見の魅力を発信して、そして氷見で頑張る方たちが一つ一つ成功していける、自分の目標を達成していける、そのように進めていけたら、このようなチャンスはなかなかないと思います。
また、商工会議所が始めた、先ほどの稲積議員の話にもありました「買活!ひみ6億円
プロジェクト」、市内でお金を使おう、市内でお金を回そう、この効果も6億円で始まり、もう何倍もの効果が上がっておると聞いております。
この内需意識がしっかりした氷見市の中で、経済の活性化が起きれば、氷見市民、また氷見の企業の仕事が増え、そして売り上げが上がり、市民の収入の倍増も夢ではないと思っています。
今の状況を氷見の先人たちが見たら、「おまっちゃ、うまくいきそうなもんねたんで、足の引っ張り合いばっかしとっから貧乏くさいがい。だっかもつながっとるちんこい氷見ながやから、力合わせてやらんにゃ」と叱られそうです。
このチャンスを生かして、誰もが豊かな氷見市の未来をつくるのは、今に生きている我々です。
そこで、
山口まちづくり推進部長にお聞きします。
観光戦略については、過去に取り組んだ戦略、成果のあったものの継続、これはどうなっているのか。そして、今現在の戦略、戦略についての課題、他市との連携について、そして氷見市の受け入れ体制についての課題を御答弁願います。
続きまして、水産振興について。
氷見市といえば魚のまち、海のイメージが強い自治体であります。定置網漁と自然環境を保全する漁業文化で世界農業遺産を目指しております。
美しい海で遊ぶ楽しさをつくり、マリンレジャーのメッカとなれるようにも魅力を伸ばさなくてはなりません。
おいしい魚、楽しいマリンスポーツ、元気な市場と、水産業の堅持はなくてはならない氷見の力であります。他市の漁港や水産関係者と比べても、氷見は若者が多く働き、未来への活力は十分に感じます。
しかし、地球温暖化なのか、高価な魚種に狙いを定めて根こそぎとってしまう巻き網漁業が外縁で行われているためか、高値がつく旬のときに魚が定置網になかなか入ってくれないと、そういう声をよく聞きます。
また、越田議員の魚のイベントをもっと盛り上げていかなくちゃいけないんじゃないかと、そういう声もあるように、魚まつりがなくなり、魚のまち氷見としての力が弱くなっているんじゃないか、こう感じている市民も多くいると感じます。
魚のまち氷見として、大切な水産振興について現状と課題、またこれからの展望について表
建設農林水産部長にお聞きいたします。
続きまして、市内バス路線について。
市民の足であるバス路線はこの先どうなるの?車が1人に1台が当たり前の豊かな車社会となり、バスに乗る人が少なくなったこと、学校への通学にもバス路線がつながっていないので、自転車で行けない子どもたちは親の送迎です。
公共交通が整っている都市ではあまり車の必要を感じません。ドライバーの高齢化が進む要因はこのバスの運行状態にあるのかもしれません。
未来の氷見市は、このまま安全な氷見市を確保できるのでしょうか。田舎でも公共交通をしっかりと整備すれば車の需要が減ります。まずは人口減少による乗車数の減と潜在する乗降者の掘り起こし、また住宅地が増えてきている島尾や柳田地区のように、人口分布の変化があるようなところには、需要エリアの変化に合わせたバス路線の見直しが必要ではないのでしょうか。
観光客の動線も含め、市民の足の確保、見直しによって利用価値を上げ、民間バスもNPOバスも経営していける環境をつくることが、安心・安全な住みよい氷見市をつくっていくことになると思います。
市内バス路線の現状と課題、展望について
山口まちづくり推進部長にお聞きいたします。
続きまして、除雪体制の強化についてお聞きいたします。
今年の冬の除雪機の予算要求が今議会でも上がってきております。大きな積雪が一斉にあると一斉に除雪が必要となり、市民の方々から「まだ除雪に来てくれない」「出動要請から動くのが遅いがでないがか」、降雪の日が数日重なると「道が狭い」など市民の不満が聞こえてきます。高齢者のひとり暮らしの家や家族だけで除雪し切れない立地の家庭もあります。
この先、除雪は人口が少なくなろうとも継続していかなければならないものです。この人材の確保、オペレーターの高齢化、長時間連続作業への対策など課題山積であると感じますが、除雪対策の強化についてどうお考えでしょうか。表
建設農林水産部長にお聞きいたします。
最後に、地域を守る自助環境の強化についてお聞きします。
人口が減ろうとも幸せな市民生活を継続するためには、氷見市のことは市民が守る、自助、共助、公助の官民協働の
まちづくりの道しかないと思っています。
観光の面でも、夢を持って生き生きと働く方がいるから輝く観光都市となります。
水産の振興も、魚をとり、おいしくいただくことで需要が生まれ、また価値が上がり、市内のバスも、車を持たない交通弱者のためのバスだけではなく、市民皆が活用すれば経営が改善し、市民の足の存続がかないます。
除雪も行政の支援と市民の協力がしっかりと合致し、合わさったとき、不満は解消されるでしょう。
また、昨日の質問の中にもありました濱井議員の草刈り機、大きい問題だと思います。
また、山本議員からの地域づくり協議会の必要性の質問がありましたが、必要なものを得るためには、まずその地区で何ができるかを協議し、足りないものをどう補うかを行政と対話できる、そのような会が必要です。
お互いの立場から見える人、金、物、情報を出し合いながら、目的のために与え合える力ある地域づくり協議会の設立を望みます。
私は市民感情の変化を感じています。変えることのできる今、地域を守る自助環境の強化をどのように進めていくのか、
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長にお聞きいたします。
市民、行政、議会、今を生きるおらっちゃにはできる、思いを込めて質問を終わります。
○議長(嶋田茂君) 初めに、氷見市
人口ビジョンと対策について答弁を求めます。
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
〔市長政策・
都市経営戦略部長 藤澤一興君 登壇〕
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 一昨年10月に策定いたしました氷見市
人口ビジョンでは、現在の20歳前後の人々の中学卒業時の1学年当たりの人数は約450人であり、今の統計どおりに人口が減少した場合、この人たちが氷見で産む子どもの数は約190人になるという推計をいたしました。
つまり、1学年当たりという切り口で見ると、1世代で人口が6割程度減少するという推計であります。
平成27年時点から現時点までの間に新たに得られた人口に関する情報といたしまして、まず出生数でございますが、平成28年の氷見市の出生数は223人であり、過去最低の数となりました。
また、同じく平成27年に実施されました国勢調査では、20歳から39歳まで、いわゆる若年の女性の配偶経験率、有配偶者と死別者、離別者を加えた率でございますが、この率は51.2%であり、5年前の調査結果と比べますと4.8ポイント低下しております。つまり、未婚の方の率が上昇しているということであります。
さらに、平成27年調査の20歳から39歳までの人口については、5年前の調査において、これより5歳若い年齢でございますが、15歳から34歳までの人口を5年間で比較しますと8%減少しておりまして、この数値は県内の各市と比較した場合、最も減少率が高い結果となっております。
なお、男女別では、このうち男性が5.9%の減少、反面、女性が10.3%の減少でありまして、特に若い世代では女性の減少率が高い結果となっております。
未来に向けましては、氷見市
人口ビジョンでは2060年時点の目標人口を3万人とし、各世代の人数がおおむね同じようになる、いわゆる寸胴型の人口構成を目指しておりまして、この目標を達成するために、
人口ビジョンを踏まえて作成いたしました氷見市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に基づいた各種事業を推進しているところであります。
加えまして、今年6月に発表いたしましたいのちと暮らしを守る「住みたい街」、働く場所を創出する「働きたい街」、氷見で子どもを生み育てる「育てたい街」という3つを基本理念とした氷見元気
プロジェクトを実施に移し、1歳以上の第2子の保育料の無料化の実施や、家庭で子育て応援金を創設するなど、ストップ・ザ・少子化に向けた取り組みを進めております。
現在、来年度から始まります第8次氷見市総合計画後期基本計画を策定しているところでありまして、氷見市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を基礎としながら、氷見元気
プロジェクトを反映した後期計画を策定し、それに基づきまして人口減少対策と人口が減少しても幸せに暮らせる
まちづくりを積極的に進めてまいります。
○議長(嶋田茂君) 次に、観光について答弁を求めます。
山口まちづくり推進部長。
〔
まちづくり推進部長 山口 優君 登壇〕
◎
まちづくり推進部長(山口優君) まず戦略についてでありますが、本市では県外からの誘客促進のためのプロモーションを、大都市圏だけではなく、過去において観光宣伝効果の高かった内陸部の長野県や岐阜県などの海なし県に向けて注力してきております。現在も引き続き重点エリアと位置づけております。
北陸新幹線開業により、長野や北関東から北陸へのアクセスが向上し、メディアの露出も増加して注目されていることも追い風として、今後も海なし県を意識した観光誘客を図りたいと考えております。
今年度は長野県の放送局による本市を取り上げた番組が立て続けに制作されるなど、放送の機会も増え、視聴者からの反響もよいと伺っております。
また、長野県内で開催される大型イベントにつきましては、過去にも出展してきたところですが、今後も積極的に参加したいと考えております。
これからの新たな取り組みといたしましては、先月プロモーションを行いました台湾をはじめとする訪日外国人旅行者、いわゆるインバウンドの誘致や、世界で最も美しい湾クラブや越中式定置網などの海の資源の活用、まんがを生かした
まちづくりの推進等による市街地への回遊の促進などが重要であると考えております。
これらを計画的に進めるため、第8次氷見市総合計画後期基本計画と歩調を合わせて、今年度中に氷見市観光振興ビジョンを策定したいと考えております。これまで本市では、観光分野に係る振興計画はされたことがなく、今回が初めての策定となります。
策定委員には、市内の観光関係者に大学や大手旅行社からの有識者を交え、現状の観光動向を捉えながら、本市の目指すべき観光の将来像を定め、計画的に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、他市との連携についてお答えいたします。
これまでは県西部地区観光協議会、とやま観光推進機構、飛越能経済観光都市懇談会等の枠組みを活用して、それらの構成団体と連携した活動を展開してまいりました。
近年では、美しい富山湾クラブへの参加による富山湾岸サイクリングの開催協力をはじめ、さいたま市が中心となって進めております東日本連携・創生フォーラムにも参加しております。
これらのほかにも、氷見市観光協会の女性グループ鳳の会による「花嫁のれん展」を通じた七尾市のグループとの連携、来月には金沢・富山県西部広域観光推進協議会が本市で観光ボランティアガイドの研修会を開催する予定であり、また、今後はアニメツーリズム協会が選定した「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」のネットワークを活用した連携も企画しております。
観光客の多様なニーズに応えるには本市だけでは限界があるため、広域連携の中でさまざまな資源を組み合わせていくことが重要であり、近隣から広域まで、民間から行政まで、多種多様な他市とのネットワークを活用した取り組みを積極的に展開し、本市の観光振興を進めてまいります。
最後に、氷見の受け入れ体制についてでありますが、市内の民宿、旅館においては、法要などの地元客の需要が多数を占めていたものが、北陸新幹線開業や能越自動車道の開通等により、平成28年度には県外客の割合が46.8%と約半数を占めるようになりました。
また、国内旅行全体では個人旅行が9割を占め、加えてインバウンドも増加していることから、市内の受け入れ体制もお客様の変化に合わせていく必要があります。
今年度は本市において観光庁のマーケティング調査が実施されておりますことから、その顧客分析結果をもとに、観光サービスそのものについて地域を挙げて変革させていくことが求められております。
受け入れ体制の整備については「オール氷見」で進めていくことが重要であり、インバウンドなどの新たな動きを踏まえながら、策定中の観光振興ビジョンにも盛り込み、選ばれる観光地となるよう取り組んでまいります。
○議長(嶋田茂君) 次に、水産振興について答弁を求めます。
表
建設農林水産部長。
〔
建設農林水産部長 表 良広君 登壇〕
◎
建設農林水産部長(表良広君) 本日の朝刊の市場情報では氷見では3から5キログラム台のガンドの水揚げが多いとの記事がございましたが、漁獲金額についてはここ20年間漁獲量に大きな変動がないものの、約50億円から約40億円へと20%程度減少している状況でございます。
この要因といたしましては、魚種全般に平均単価が低迷していることに加え、ブリなどの主要魚種の不漁や若年層を中心とした魚離れの進行なども考えられます。
市では、学校及び保育園への給食の助成や魚さばき方教室、親子での水産加工体験教室、小中学生対象の定置網見学、クロダイの放流事業への保育園児の参加など、魚食文化や魚への親しみを深める事業を展開しております。
最近、重要な課題の1つとなりましたが、クロマグロの小型魚の漁獲制限について申し上げますと、定置網漁業では混獲回避のために休漁せざるを得ないなど経営への影響が懸念されており、この対策を国、県に要望しております。これからのひみ寒ぶり漁に影響が出ないことを願っているところでございます。
市議会におかれましても、6月の定例会での審議を経て、国会等関係機関に意見書を提出していただき、課題の解決に向け御尽力を賜っており、この場をかりて感謝を申し上げます。
今後の展望でございますが、水産業の振興を図る上で漁港等の機能維持、保全、藻場造成、稚魚放流など、
沿岸域での安定的な漁獲を維持向上する取り組みを進めるほか、ノドグロなど市場価値の高い魚種の放流事業の開始を県に要望するなど、所得の向上につながるような施策も進めてまいります。
また、先人が築き上げた氷見ブランドの由来でもございます、400年の歴史を誇る越中式定置網を資産の1つとする世界農業遺産の認定を目指す関係機関の取り組みにも積極的に支援してまいりたいと考えております。
さらに、先日の氷見市・台湾観光文化交流訪問団の成果の1つとして、氷見の魚数百トンを輸入したいという台湾側からの御提案をいただき、氷見の魚の魅力を発信するよい機会にできないか期待しているところでございます。
こうした中、夏休みに実施した高校生の定置網漁業体験教室により、来年も漁業後継者が誕生する見込みといううれしいニュースも飛び込んでまいりました。
このように、「水産都市・氷見」として明るい兆しを見出すため、これまで以上に漁協、仲買組合、水産加工組合等の水産関係団体との連携を深め、水産振興に取り組んでまいります。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 次に、市内バス路線について答弁を求めます。
山口まちづくり推進部長。
〔
まちづくり推進部長 山口 優君 登壇〕
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 市内バス路線の運行系統については、バス事業者が運行する高岡市から氷見市までの地域間幹線6系統、市内の生活路線5系統、市街地循環線の怪物くんバス4系統の合わせて15系統、そして、高速バスとして名古屋線、東京線及びわくライナーが運行されております。
その他、NPOバスが3法人によりまして4路線運行されております。
運行時間については、バス停の氷見中央から柳田までの区間、氷見中央から氷見市民病院までの区間はおおむね30分ごとに運行されておりますが、その他は1時間から数時間に1本となっております。
平成28年度の輸送人員は、乗り合いバスで39万8,739人、NPOバスで3万3,208人となっており、減少傾向が続いております。
次に、課題でございますが、2つあります。1つには、マイカーに依存した生活スタイルが浸透している中での公共交通の維持、確保。2つには、将来的に自家用車での移動が困難になる市民の増加やバス停から500メートル以上離れている集落、いわゆる公共交通空白地への対応であります。
その課題に対しては、1つには、既存の公共交通を最大限に活用いただくため、公共交通機関を利用した移動を市民生活に浸透させていくための啓発活動を推進することが重要であり、市役所職員も率先して月1回ノーマイカーデーを設け、公共交通を利用した運動を奨励しております。
2つには、市民とともに地域の実情に合った移動システムを研究し、実行に移していくことが重要だと考えております。
また、平成28年6月にまとめた氷見市地域交通施策基本方針といたしましては、例えば市民病院、番屋街などを交通結節拠点として路線バスとNPOバスなどを接続する体制を整え、乗りかえの利便性を確保することが挙げられております。
これにより人の流れを生み、地域の生活をサポートしていけるような公共交通体系を構築していけるのではないかと考えているところであります。
市民、事業者、行政がそれぞれ公共交通を守るためにできることは何かと、当事者意識を持って、真剣に考え、連携し、役割分担しながら取り組む必要があると考えておりますので、今後とも皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 次に、除雪体制の強化について答弁を求めます。
表
建設農林水産部長。
〔
建設農林水産部長 表 良広君 登壇〕
◎
建設農林水産部長(表良広君) 昨シーズンになりますが、平成28年度の道路除雪につきましては、市道など435キロメートルを97の事業者に委託し、除雪機械159台で実施いたしました。
そのほか、地域ぐるみ除排雪事業といたしまして、25の地区において15台の小型除雪車を貸与し、狭隘な道路など地域に密着した自主的な除雪を行っていただきました。
道路除雪につきましては、市民の皆様の要望に少しでも応えられるよう体制の強化に努めておりますが、これからは人口減少や高齢化によりオペレーターの確保が課題となってまいります。
市では毎年、地域ぐるみで除雪を実施する地区などを対象として、小型除雪車運転講習会を開催しております。免許取得を推進し、引き続きオペレーターの育成に努めてまいりたいと考えております。
今後は、従来型の除雪体制を基本に、地域相互の協力、応援も得られるような体制についても検討してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、冬季の市民生活が安全・安心となるよう、市民の皆様の御理解と御協力を賜り、道路除雪の体制を整えてまいります。
以上でございます。
○議長(嶋田茂君) 次に、地域を守る自助環境強化について答弁を求めます。
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
〔市長政策・
都市経営戦略部長 藤澤一興君 登壇〕
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) 自助環境につきまして、現在、市内各地で開催させていただいております市長の
まちづくりふれあいトークにおいては、各地区から、草刈りなど自助や共助で進めてきた取り組みについて、人口減少や高齢化等によりこれまでどおりの対応ができないといった御意見をいただいております。
本市は7月の一斉清掃をはじめ、各集落内の道路の草刈りや降雪時の歩道や高齢者宅の除雪など、自助及び共助が育まれた地域の中で発展してきた土地柄であります。
今後も、行政と市民がともに協力しながら、さまざまな課題に取り組んでいかなければならないと考えております。
そのような考えに基づきまして、市として地域の暮らしを守り、地域の実情や課題に応じ持続可能な地域をつくっていくために、地域の核となる地域づくり協議会の設立を支援しております。
地域づくりを進める中で、各地区の皆様方が協力をし合いながら、人口が減っても幸せに暮らせるまちになるように、その活動や継続に必要な地区の拠点づくりや、いわゆる人、物、金の支援については、現在策定中の第8次氷見市総合計画後期基本計画におきまして方向性を定めて実施に移してまいりたいと考えております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) それでは、再質問に入らせていただきます。
まず第1番、
人口ビジョンの対策についての御答弁の中で、人口減少や出生率だったり、やはり子どもを産む女性の率というものがすごく大切なのかなという感覚を受けましたが、出会いの場が少なくなっているというのも実際のところだと僕は思います。
地域のコミュニティー、盆踊りであったり青年学級がなくなって、若者同士が集う場が少なくなったのかなと思いますが、こういうことの対策について藤澤部長はどのように考えておられますか。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) やはり出会いの場が少なくなっている、先ほど申し上げましたように若い人の数が減っている、絶対的な数が減っているから出会いの場もできないというような悪循環になっているように感じております。
先ほど若い女性が減っていると申し上げましたが、その減っている時期でありますが、やはり進学、就職あるいは結婚を機に市外へ流出しているような数が多いという結果が出ております。
こういうことを防止するためには、やはり仕事のことが一番大きな要因でありまして、氷見市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に掲げてありますように、安定した雇用を創出することが第一でありまして、まず人口の減少を阻止するということが重要であろうかというふうに考えております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) その部分も大きく関連していると思います。
ただ、出ていかれた方はまた帰ってこられるかもしれないし、いろいろな流れが、一人ひとりの人生があると思いますが、残っている若者たちも出会っていないなというのが現実であるというふうに思うんですね。
仕事があっても会社と家の往復であって、いざ家から出れば車に乗って、会社の駐車場でおりて、ドア・ツー・ドアという形で、本当に人と出会う場というものが少ないなというふうに思います。
この中で、やはり今の若者に必要なのは外で活動するということじゃないかな。いきなり出会いの場とかじゃなくても、集団でともに活動し合えるような場に出ようという意識の醸成が必要なのではないかというふうに思います。
氷見には青年学級はなくなってしまいましたが、幸いにも青年会議所であったり商工会議所の青年部だったり、またいろいろなスポーツの会があったりとか、そういうところに若者がどんどん出るように流れをつくってあげることも大切じゃないかなというふうに思います。
このような活動というものは市内の活動ではあるんですか。行政からの発信は。藤澤部長、お願いします。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) そのような活動は、行政としてどこまで関与するかという問題はございますが、今最後のほうにスポーツというふうにおっしゃいました。6月議会でも予算化させていただきましたが、今なかなか若い女性がスポーツに参加する機会が少ない。やはり若い女性にもそういう場にどんどん出てきていただきたいということでございまして、現在、若い女性にスポーツに参加していただくような試みのための企画を行政として進めているところでございます。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) また「広報ひみ」などに募集をかけたりしながら、若い男性も女性も来られる場やぞというのを発信できるような取り組みをしていただきたいなというふうに思います。
また、若い女性や男性の意識の中に、すごく情報化社会や、またハイビジョンですごいきれいな方を見たりすると、理想も高くなっておるのかな、そういうふうな意識もあります。
このことにおいては、出会うような、一緒に活動するような場に行けば、自分のことを好きやと言うてくれる異性がおると、本物の出会いの力にはテレビの中の方は勝てませんから、その出会いが一番重要なのではないかなというふうに思います。
また、この対応策の中に、子どもを産みたいまちをつくらなければいけない、住みたいまちをつくらなければいけない、また働ける場所もつくらなければいけない、大きな3本の政策があります。
この政策の中で、住みたい立地環境、安心・安全な立地環境だったり、働きたい職業がたくさんあって雇用もしっかり採ってもらえる。そして教育、子どもを育てることにおいては、養育費と教育の充実というものが大まかにあるのかなというふうに思います。
子どもを産むときの意識については、僕の経験上ですが、女性を好きになって、そして結婚にいく。1人目のときはあまり考えずに、2人が一緒になったら子どもをつくろうとすると思います。2人目ぐらいから育てながら環境を見て、今の経済状態でいけるかなとか、自分の体の余力があるかな、仕事のあんばいはどうかな、周りを見ながら計画をしていくのかなというふうに僕の中では感じる面が大きいんですが、この中の大きな要因として、これも豊かさがあると思います。
結婚すると、新しい土地を求めて、そして新しい家を建ててもらったりしながら、新しい家庭をそこでつくって自立しなさいと。物としては非常に豊かでありますが、若い夫婦がそこに出て子どもを1人つくって育てていく、また地域の中でつき合いをしていく、1人に車1台の環境でということになると、お金も体も時間も全く余裕のない状況になると思います。
これまで市としても同居、近居の政策のほうに力を入れ始めてくれておるのを感じます。これは大きな力であります。そして、育てる側の市民も、ぜひ生まれた子どもたちは大切に育てながら、家であれば「小清水の看板を背負ってお前は生きていくがやぞ」、こういう育て方をしてもらえれば、都会に出ても、氷見の何々家の人間だと胸を張って氷見のことを忘れずに育っていってくれる、活躍してくれるんじゃないかな、そういうふうに思います。
そういうふうな意識を持っていくこと、また近居、同居の政策の中に少し文言で入れてもらえたらありがたいなと思うんですが、その辺に関してはどうでしょうか。藤澤部長。
○議長(嶋田茂君)
藤澤市長政策・
都市経営戦略部長。
◎市長政策・
都市経営戦略部長(藤澤一興君) やはり人口対策は1つの物事だけで解決できるものではございません。
今議員がいろいろおっしゃいましたことも含めまして、特に近居、同居ということも私も経験がございますが、当然、夫婦2人だけでは、子どもを育てることはなかなか難しいというふうに実感しておりまして、やはり近居、同居ということも大事な要素として総合計画には盛り込んでいかなければならないというふうに思っております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) 昔のように、地域が子どもを育てるぐらいに戻していけるようなことをやっていきたいと。僕もまだ何十年も現役としてやっていくつもりでいますので、しっかりと皆様方とつながって広げていきたいというふうに思います。
続きまして、観光について再質問させていただきます。
観光については、今大きく……。ああ、広いですね。広いので1つずつ行きます。
観光のリピーターはなぜまた氷見に来てくれると思いますか。
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) リピーターになっていただく条件といたしましては、やっぱりいい思い出をつくっていただく必要があると思っております。
その中では、アンケートによりますと、やはり食が一番心に残っているということ、あとは景色、風土、人柄ということがありますので、そういうのを全て含めてリピーターになっていただきたいというふうに思っております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) リピーターにはまた行きたい場所というものがあると私も思います。その場所に氷見はなれる場所です。
そして、先ほどの答弁の中に、海なし県のほうにどんどん行っておった時期、あのころは、観光宣伝に行った地区の車のナンバーがよく氷見で見かけられたという話も聞いています。
また、氷見からの旅行者が行ったときには、「氷見の宣伝いつも見とるよ」という声を聞いておったという話も聞いています。
その方々が来られた道のりの中に、先ほど越田議員が言われた安房峠が20周年、また東海北陸自動車道全線開通から10周年、また上信越が全線開通20年と、周年が今訪れようとしています。
一度来て、この氷見の方たちと出会ったことのある方々に、もう一度懐かしい氷見に遊びに来ませんかという形で強くPRをして、10年、20年たつと、また子どもであったり孫であったり家族が増えておる方も多いと思います。氷見につながった方の顔が思い浮かぶようなキャンペーンをやっていただけたらありがたいなというふうに思うんですが、今の動きとしてはどのようなことをやっておられるんでしょうか。
山口まちづくり推進部長。
○議長(嶋田茂君)
山口まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(山口優君) 仰せの記念事業とかそういうものには積極的に参加したいとは考えております。
また、先ほどの答弁でも述べたとおり、行政ばかりじゃなくて、民間の方にもそういう出向宣伝等に行っていただけるように、下支えをこちらのほうで準備させていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) ぜひそのように力強く、人と人がつながるような観光のきずなを深めていただきたいというふうに思います。
そこで、私、実は2年前、平成27年の6月議会で、うどん県パスポート、香川県の観光パスポートというものがあります。その提案をさせていただきました。
ページを開くと行った場所で使えるクーポンであったり、また、1回目に来たときの判こが押されて、香川県の観光の窓口の方が見ると、「ああ、何年前に来ておられますね。ようこそまた来られました」と、受け入れ側もリピーターであるということを認めることができるのですね。こういういいものをつくったらどうですかと僕は質問したのですが、そのときの当時の荒井
まちづくり推進部長は、とてもいいものだと。観光関係の業者と協議をしてぜひつくりたいと言われてからこの2年間、全くそういう予算が上がってきていなかったのは、協議した結果、これは廃案になってしまったのかなと。いい答弁であったにもかかわらず非常に残念だと思ったんですが、その当事者がおられますので、ぜひ荒井さんのほうから、どういう経緯があってこの話が前に進まなかったのか教えていただきたいと思います。
○議長(嶋田茂君) 荒井教育次長。
◎教育次長(荒井市郎君) 当時、確かにそのように答弁させていただきました。その後、市内のいろんなお店をめぐるクーポンは既に発売させていただいておりますので、過去のリピーターというところまではまだ行っておりませんが、味めぐりのクーポンについてまずは実現しておるということで御理解いただきたいと思います。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) 一歩進めていただけたということでありますが、何分2年の月日がたっております。この周年事業とかそういうものに間に合うように、僕は前々から準備としてそういうのをつくったらどうですかと言うておる時期でありました。その
タイミングがずれてしまっておるということなので、
山口まちづくり推進部長のほうに申し送りとして、この先へ進む、レベルアップする観光パスポートの計画は残していかれたんですか。もう一度答弁お願いします。
○議長(嶋田茂君) 荒井教育次長。
◎教育次長(荒井市郎君) 所管の観光課のほうとも十分そこは話をしておりますので、これからの課題等は観光課を含めて十分認識しております。
以上です。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君)
山口まちづくり推進部長、これからは前に、前に進む時代でございますので、スピーディーに前に進めていただきたいと思います。
それでは、最近台湾に市長、また市内の代表者の方々が行かれました。僕も議員の立場ではありませんが同行させていただいて、その場で林市長のものすごく熱の入った、今までに見たことのない高いレベルのトップセールスを見せていただきました。
あそこで数多くの台湾の代表の方々と会われて、林市長はその国、その人たちに対してどのような期待感、思いを持たれたか、ひとつお聞かせ願えませんでしょうか。林市長。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 先月23日から25日までの3日間、氷見市・台湾観光文化交流訪問団ということで、台湾におきまして観光誘客プロモーションを行ったところでございます。
これにつきましては、顧問として嶋田議長さんにも御参加をいただきましたし、また観光協会のメンバーとして小清水議員、稲積議員にも御同行を賜りまして、まことにありがとうございました。
台湾の人たちは大変親日家でございまして、また、この台湾につきましては、国、地域別の訪日旅客数は中国、韓国に次ぐ3番目、またその消費額は中国に次ぐ2番目となっておりまして、インバウンド市場においては最重要の国、地域の1つとして注目をされております。
その中で、私が向こうのほうで申し上げましたのは、やはり氷見と台湾のつながりの中でも、氷見の先人の南弘さんが台湾の総督をされていた、あるいは中辻喜次郎さんが台湾の民間総督とまで言われまして、実業家として、遊園地の建設でありますとか病院の建設なんかにも尽力されたというようなお話もさせていただいたところでございます。
そうした中で、向こうの臺灣日本關係協会のまさしく事務方トップの張秘書長さんのほうとも親しく懇談をさせていただきまして、今回の訪問を機会に、氷見市や富山県と台湾の交流が盛んになることを期待して、最大限努力しましょうというようなお話もいただきました。
後日また当協会の
ホームページで台湾の人にもお知らせしますということで確認をいたしましたら、向こうの協会の
ホームページにも、8月24日に氷見の訪問団、氷見市長以下来られたというようなことが写真入りで掲載されておったところでございます。
また、臺北城市科技大学からは、今、氷見市内の事業所へ9名のインターンシップの方が来ておられますけれども、150名の方が氷見市観光協会と向こうの大学との友好協定の調印式に参加をされておりまして、入場する際にはスターウォーズのテーマで迎えていただきました。まさしくスターになったような、そんな気持ちで入ったわけでございました。本当にすごい歓迎を受けて感激をしたところでございまして、そんな中で、今後また台湾のインターンシップの方がどんどんどんどん日本に来てくれるというふうに期待をしておるところでございます。
また、向こうの大手旅行会社を訪問いたしましたら、そこの副社長さんに応対していただきまして、秋にぜひ氷見に来ていただいて、台湾の人たちが氷見をめぐる観光ツアーの企画商品を開発していただきたいということで要請をいたしましたら、10月にも担当者を氷見に派遣しようということで後日連絡があったところでございます。
このほかにも、水産物を取り扱う貿易会社から、氷見産の魚を数百トン規模で仕入れしたい、この方もこの秋に氷見を訪問して、これを手始めにいろんな魚を調達したいというようなお話がありました。
氷見の魚が台湾の人にまで知られているのかなと思うと、本当に大変うれしく思った次第でございます。
その中で、氷見の魚を台湾への商品開発の足がかりにしたいというふうに思っております。
今後、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本国内でも訪日外国人を、今の2,400万人を4,000万人にしようというようなことを言われておりますけれども、しっかりと氷見にも来ていただきたい。先ほど議員がおっしゃいましたとおり、県内には20万人の外国人宿泊者がおられますが、一人でも多く氷見へ訪問をしていただきたいと思いまして、来訪促進あるいは氷見産品の消費拡大につながればいいというふうに思っております。
今回の訪問を経まして、改めてトップセールスの重要性あるいはその効果を実感したところでございまして、今後とも積極的に氷見市への誘致活動を進めてまいりたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) 私も今までにない期待感とパワーを肌で感じてきました。
そして、私が行って感じたことでありますが、台湾の方々は子どもや家族をすごく大事にする方だな、お札は子どもが集まって野球をしておる絵がお札に入っていますし、至るところにおばあちゃんの後ろにお母さんが手を添えておるような宣伝の看板があふれておるようなまちです。
原付に3ケツしてみんなで動き回っておる姿も見ましたが、家族が一丸となって生きておるなというまちでございました。
そういうまちが日本に感謝して、また日本と組んでいきたいと。今回の調印に関しては大変大きな意味を感じています。
今まで来られておる外国人は技術職の方が多かったですが、台湾の科技大学の方々はこれから台湾を担っていく可能性のある方々です。その方々が2カ月の期限を取っ払って、2年間という枠の中でこの氷見としっかりつながって成長していく、これはこれからの氷見に大いなる財産となると思いますので、来られたときには本当に「オール氷見」でしっかりと誠実につき合っていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
それと、受け入れ体制の件について、インバウンド対策、インターンで来られた子どもたちは2カ国語、3カ国語もしゃべれますので、氷見としても受け入れをしっかり理解していただければ、翻訳ソフトなど使わずに生の対応ができる、また教えてもらえるんじゃないかなというふうな期待を持っています。
もう1点の受け入れ体制、これはいろんな方々が営業に回っています。その中で、民宿のおかみさんたちが行ったところで大型バスで来てくれるところを見つけたと。だけども、大型バスが来てみたら民宿の前に入れなかったという事例が幾つもあったようです。少しのふたをかけるとかそういう程度で入れるようになる場所もあると思いますので、また要望が上がってきたときには対応していただきたい。
この件については、対応可能かどうかというお答えがいただきたいのですが、市長、お願いできますか。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 問題はやはり言葉の問題というようなことで、今年度も外国語の氷見の観光パンフレットもつくったところでございますし、また、実際来られたときに、今ほどおっしゃったように道路が狭くて入れない、そのようなこともあろうかと思いますので、その民宿等の皆様方とも今後お話をして、いろんな要望に極力応えるよう、市としても支援をしてまいりたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) チャンスは常に待ったなしです。そのときにしっかり応えられなければいいイメージを残すことができないと思いますので、なるべく、できる限り迅速に対応いただきたいというふうに思います。
また、水産振興のことで我々は6月議会に意見書も出しておりますが、待つ漁業の定置網が漁獲量の中に当てはめられると網を上げるしかないという状況の中で、レーダーを使ってばんばんとっておるところと同じような仕組みでやられておることは私個人としても不満でなりません。
このことについては、しっかりと市として県とタッグを組んで先へ進めていただきたいと思います。
今月の富山県議会では、薮田議員がこの話をしっかりとしておると思いますので、このことについてしっかりと前を向いていただけるかどうか、市長、答弁をお願いします。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) クロマグロの漁獲規制の問題につきましては、平成30年度の国、県への重点事業の要望にも挙げたところでございまして、私もさきに、6月であったかと思いますが、水産庁のほうへまいりまして、担当課長さんだったか部長さんだったかと直接席に座ってお話をさせていただきましたら、例えば定置網でもマグロはどうも上のほうを泳ぐような習性があるそうでございまして、マグロを逃がすようなことの開発も水産庁としてもやっていきたいというようなお話もございました。
これは本当に氷見にとって死活問題でございますので、今後ともしっかりと県や国のほうに要望していきたいと思っております。
○議長(嶋田茂君) 10番 小清水勝則君。
◆10番(小清水勝則君) それでは最後に、地域を守る自助環境の強化について伺いたいと思います。
先ほど私が質問の中で言ったとおり、これからは行政がしてくれるだろうという思いだけでは氷見市を守ることができません。市民も我々が何かできないのかと協議会をつくり、お互いに前に進む形が必要だと思います。
このときにしっかりと手を伸ばし合って、協議会と対話をしながら、行政ができることはここまでだというラインの中で協力することが必要だと思います。
1つの見方として、例えば萬谷議員が言われた新朝日山公園の芝生とかを業者に振るだけが方法ではなくて、市民の皆さんに一緒に芝を張りませんかという形で声かけをして一緒に張っていく。造園協会の方々にも協力をいただいてつくり上げていく。誰かがやったことには厳しい目でけちがついたりしますが、市民みずからがやったことには少しのずれは味になります。思い出になります。
このように、市民の力も使いながら、氷見市をお金をかけずに前に進めていただきたいなというふうに思うのですが、林市長、どう思われますか。
○議長(嶋田茂君) 林市長。
◎市長(林正之君) 朝日山の例でございますけれども、議員おっしゃるとおり、やはり市民参加ということが私はこれからの大きなキーワードだろうと思っております。
先ほども地域をどうするのかということで、私はこれもキーワードは地域の拠点、そして市民参加、だんだんだんだん人口が減っていく、財政の規模もちっちゃくなっていく、公助、公だけではなかなか市民のお一人お一人まで手が届かないようなこともあろうかと思いますが、その場合は、やはり自助、共助ということで、地域の拠点、そしていろんなことをきっと市でやってくれるということではなくて、自分が市民のため、私たち、自分たちの地域のために何ができるかというようなことをぜひ考えていただいて、ぜひとも多くの場面で市民の皆様方にいろんなところに参加をしていただいて、またいろんな御意見もいただいて、いい未来に向けて進んでまいればいいかなと思っております。
○議長(嶋田茂君) 以上で市政一般に対する質問を終わります。
△議案に対する質疑
○議長(嶋田茂君) これより上程全案件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。
△議案の常任
委員会付託
○議長(嶋田茂君) 次に、ただいま議題となっております議案第52号から議案第60号まで、平成29年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)ほか8件については、お手元に配付してあります
委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。
なお、念のため申し上げます。報告第13号から報告第15号までは市長からの報告事項であり、議会の議決事項ではありません。よって、
委員会付託をしませんので、御了承願います。
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△
決算特別委員会の設置の件
○議長(嶋田茂君) 次に、日程第2
決算特別委員会の設置の件を議題といたします。
お諮りいたします。議案第61号及び認定第1号から認定第3号までは、9人の委員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに審査を付託の上、次期12月定例会までの継続審査といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号及び認定第1号から認定第3号までは、9人の委員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに審査を付託の上、次期12月定例会までの継続審査とすることに決しました。
お諮りいたします。ただいま設置されました
決算特別委員会の委員については、委員会条例第5条第1項の規定により、
1番 稲 積 佐 門 君
2番 越 田 喜一郎 君
4番 萬 谷 大 作 君
5番 正 保 哲 也 君
10番 小清水 勝 則 君
11番 阿字野 忠 吉 君
12番 積 良 岳 君
14番 荻 野 信 悟 君
17番 椿 原 俊 夫 君
以上、9名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9名の諸君を、
決算特別委員会の委員に選任することに決しました。
決算特別委員会正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
午後 2時10分 休憩
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午後 2時20分 再開
○議長(嶋田茂君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に開かれました
決算特別委員会において互選されました委員長及び副委員長の氏名が手元に届いておりますので、事務局長に報告させます。
◎事務局長(坂本博之君) 命により報告をいたします。
決算特別委員会委員長 積良委員
同 副委員長 稲積委員
以上であります。
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○議長(嶋田茂君) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。来る14日は議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、14日は議事の都合により休会することに決しました。
次会の日程を申し上げます。
明9日及び10日は休日のため、11日から13日までは常任委員会開催のため、また14日は議事の都合により、いずれも本会議を休み、15日に本会議を再開し、上程全案件の審議を行います。
なお、念のため申し上げます。常任委員会の日程につきましては、9月11日建設防災委員会、9月12日政策厚文委員会、9月13日総務
まちづくり委員会を、いずれも午前10時から委員会室において開催いたします。
本日はこれをもって散会いたします。
午後 2時22分 散会...